#4597 米中間選挙、民主党が下院で勝利

US Mid-term Elections: Democrats Win House

The Democrats have won a majority of seats in the House of Representatives in the US mid-term elections, dealing a heavy blow to President Donald Trump.

■チェック

・mid-term elections 中間選挙
・Democrats 【米国】民主党
・House (of Representative)  【米国】下院
・win a majority of seats 過半数の議席を獲得する
・deal a heavy blow to ~に大きな打撃を与える

■対訳

「米中間選挙:民主党が下院で勝利」

米中間選挙で、民主党が下院で過半数の議席を獲得した。ドナルド・トランプ大統領にとっては大きな打撃となる。

■訳出のポイント

タイトルの House は

House of Representative の略で、

米国の 「下院」。

もう一方の 「上院」 の方は

Senate と言います。

majority は

「大多数」 「大部分」

という名詞ですね。

選挙などにおける、投票数の 「過半数」

という意味でもしばしば使われる単語です。

その場合、単数形扱いになるので注意してください。

win a majority で

「過半数を獲得する」

という言い方になります。

また、

「席」 「座席」 の意でおなじみの seat は

「議席」 という意味にもなりますので、

win a majority of seats で

「過半数の議席を獲得する」

ということです。

そこで、

have won a majority of seats in the House of Representatives は

「下院で過半数の議席を獲得した」

となっています。

blow は、もともと

こぶし、平手、あるいはこん棒などによる 「強打」 「一撃」

を意味する名詞。

ここから、

比喩的に、精神的、政治的な 「打撃」 「ダメージ」 「ショック」

という意味合いでしばしば用いられる語となっています。

動詞 deal は

「扱う」 「関係する」 あるいは 「取引する」 「商う」

などの意味で知られていますが、

元来は 「~を分配する」 「~を分ける」 の意です。

したがって

deal a blow で

「打撃を分ける」 → 「打撃を加える」 「打撃を与える」。

ジャーナリズムで好まれる表現となっています。

deal a blow to ~ で

「~に打撃を与える」 → 「~にとってダメージになる」

ということです。

今日の場合は

deal a heavy blow to President Donald Trump で

「ドナルド・トランプ大統領にとって大きな打撃となる」

というわけです。

6日行われた米中間選挙で、民主党が下院で過半数の議席を獲得しました。

トランプ大統領と対立する野党民主党による、8年ぶりの下院における多数派を奪還となり、有権者は現政権に厳しい審判を下した形です。

一方、上院は与党共和党が多数派を維持し、上・下院で多数派が異なる、いわゆる 「ねじれ議会」 となるわけです。

今後は党派対立がますます激化し、トランプ政権の旗印である

America First policy 「米国第一主義」

の実現も困難になるかと思われます。

また、2020年の次期大統領選で再選を目指す同氏にとっても大きなダメージですね。

■編集後記

今回は勝てませんでしたが、共和の圧倒的基盤テキサス州で立ち上がった「オバマの再来」こと、ベト・オルーク氏が2年後にどう化けているか・・・オルーク氏は公約の中心に銃規制を掲げています。今後も銃乱射による悲惨な事件が続けば、民主党に勢いが付く可能性はありますね。

ところで「クジラを捕まえろ」プロジェクトが巷の注目です。来週、某雑誌からも取材を受けます。http://www.namni.net/t/kujira2e.html

 

(裏)東京は透き通るような秋晴れ。ただ風は冷たいです。