#4673 磯崎新氏、プリツカー賞を受賞

Japanese Architect Arata Isozaki Wins Pritzker

Japanese architect Arata Isozaki was named this year’s winner of the Pritzker Prize, widely considered to be the field’s highest honor. Isozaki is the eighth Japanese Pritzker laureate.

■チェック

・architect 建築家
・be named ~に選ばれる
・widely considered 広く認められた
・highest honor 最高の栄誉
・laureate 受賞者

■対訳

「日本人建築家の磯崎新氏、プリツカー賞を受賞」

建築界の最高の栄誉とされるプリツカー賞の今年の受賞者に、日本人建築家の磯崎新氏が選ばれた。日本人としては8人目の受賞である。

■訳出のポイント

Pritzker Prize 「プリツカー賞」 は

正式には Pritzker Architecture Prize 。

米ホテルチェーン Hyatt Hotels and Resorts のオーナーであるプリツカー一族が運営する、Hyatt Foundation 「ハイアット財団」 が毎年建築家に対して授与する賞です。

世界で最も権威のある建築賞のひとつとされ、

the Nobel Prize of architecture

「建築界のノーベル賞」

とも称されます。

このあたりは、今日の記事では

widely considered to be the field’s highest honor

と表現されています。

consider は

「~と考える」 「~とみなす」 「~と認める」

という動詞なので、

widely considered to be ~ で

「~であると広く認められている」

ということです。

つまり、

「この分野(=建築の分野→建築界)の最高の栄誉として広く認められている(プリツカー賞)」

→ 「建築界の最高の栄誉とされている(プリツカー賞)」

というわけですね。

動詞 name は

「~に名前をつける」 「命名する」

の意ですが、

「~の名前をあげる」 「~を任命する」 「~を選ぶ」

という意味でもしばしば用いられます。

そこで、

was named this year’s winner of the Pritzker Prize

の部分は

「今年のプリツカー賞の受賞者に選ばれた」

ということです。

laureate の語源は

「月桂樹の冠」 を意味するラテン語 laureates。

「月桂樹冠を授与された」 → 「栄誉を受けた」

という形容詞であると同時に、

「栄誉を受けた人」 → 「受賞者」

という名詞にもなっています。

ここでは、

Pritzker laureate で 「プリツカー賞の受賞者」、

the eighth Japanese Pritzker laureate で

「8人目の日本人プリツカー賞受賞者」。

したがって、本文第2文は

「磯崎氏は8人目の日本人プリツカー賞受賞者である」 →

「日本人としては8人目の受賞である」

ということですね。

東西の文化を融合させた斬新なデザインで知られる建築家の磯崎新氏。

“建築界のノーベル賞” と言われるプリツカー賞受賞のニュースです。

日本の建築界はレベルが高く、多くの日本人建築家が世界で活躍しています。

プリツカー賞は今年46回目ですが、そのうち8人が日本人というのは素晴らしいですね。

■編集後記

磯崎新氏、もう87歳なんですね。これまで受賞した日本人には、故丹下健三氏、安藤忠雄氏など著名人がずらり。大分県大分市出身、東京大学工学部建築学科卒業。

 

(裏)福岡で今日、ヒョウが降ったそうです。東京も雨模様。