#4694 小惑星の人工クレーター実験に成功

Japan’s Hayabusa-2 Probe Succeeds at Man-made Crater Experiment on Asteroid

Japanese probe Hayabusa-2 on Friday successfully blasted a lump of copper into the surface of the asteroid Ryugu to create an artificial crater.

■チェック

・probe (宇宙)探査機
・succeed in ~に成功する
・man-made (=artificial) crater 人口クレーター
・experiment 実験
・asteroid 小惑星
・successfully 成功のうちに、首尾よく
・blast a lump of copper  銅の塊を撃ち込む
・surface 表面、地表

■対訳

「日本の探査機 『はやぶさ2』、小惑星の人工クレーター実験に成功」

日本の宇宙探索機 『はやぶさ2』 が金曜日、人工クレーターを作り出すため、小惑星リュウグウの地表に銅の塊を撃ち込むことに成功した。

■訳出のポイント

succeed は 「成功する」 という動詞。

succeed in ~ (あるいは succeed at ~) で

「~に成功する」

という言い方になります。

そこで、タイトルの

Succeeds at Man-made Crater Experiment on Asteroid は

「小惑星における人工クレーター実験に成功する」

ということですね。

一方、本文で登場している successfully は

succeed の名詞形 success 「成功」 から派生した副詞で、

「成功のうちに」 「首尾よく」 「うまく」 の意。

英字新聞では

successfully + V で

「成功のうちにVする」 「首尾よくVする」 →

「うまくVする」 「無事にVする」 →

「Vすることに成功する」

という表現として頻出です。

ここでは、

successfully blasted a lump of copper into the surface of the asteroid Ryugu

なので、

「成功のうちに、小惑星リュウグウの地表に銅の塊を撃ち込んだ」 →

「小惑星リュウグウの地表に銅の塊を撃ち込むことに成功した」

というわけです。

また、続く

to create an artificial crater の部分は

「人工クレーターを作り出すために」

と、目的を表す文節となっています。

ちなみに、artificial は

「人口的な」 「人造の」

という意味でおなじみの形容詞ですが、

タイトルで使われている man-made も

「人に作られた」 → 「人口の」 「人造の」

の意味でしばしば登場する単語です。

あわせて覚えておきましょう。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)が5日、探査機はやぶさ2が小惑星リュウグウに銅の塊を衝突させることに成功した、と発表。

小惑星の内部は、約46億年前の太陽系誕生時の状態をとどめているとされています。

今回の実験では、太陽光などに影響を受けていない地下の部分を露出させ、その試料を地球に持ち帰ることが目的。

試料を分析することで、太陽系の成り立ちに迫るというものです。

また、小惑星に人工物を撃ち込んだのは世界で初めてということです。

■編集後記

「はやぶさ2」のミッションは、太陽系の誕生と生命誕生の秘密に迫ること。2019年末にリュウグウを出発し、2020年末に地球に帰還する予定だそうです。計画通りに成功しているというはやぶさ2の更なる快挙を期待します!2020年に無事帰還となれば、オリンピックイヤーとも重なって日本中が盛り上がりそうですね。

 

 

(裏)8日ぶりに東京に帰還。ほぼ毎日、桜満開の大阪城へジョギングしてました!