#4804 東電旧経営陣に無罪判決

Fukushima Nuclear Disaster: Former Tepco Executives Found Not Guilty

Tokyo District Court on Thursday acquitted the former chairman and two former vice presidents of Tokyo Electric Power Company (Tepco), the firm operated the Fukushima Daiichi Nuclear Plant.

■チェック

・former executives  旧経営陣
・(be) found not guilty 無罪の判決を受ける
・Tokyo District Court 東京地方裁判所
・acquit ~に無罪判決を言い渡す
・Tokyo Electric Power Company 東京電力
・chairman  会長
・vice president 副社長
・operate ~を運営する
・Fukushima Daiichi Nuclear Plant 福島第1原子力発電所

■対訳

「福島原発事故:東電旧経営陣に無罪判決」

東京地方裁判所は木曜日、福島第1原子力発電所を運営していた東京電力の元会長と元副社長2人に無罪の判決を言い渡した。

■訳出のポイント

executive は

企業などの 「取締役」 「重役」

を意味する名詞ですね。

executives と複数形で使われると

「幹部」 「経営陣」

といったニュアンスの言い方になります。

今日の場合は、東電の元会長および2人の副社長のことをまとめて former executives と表現しており、

対訳では 「旧経営陣」

としています。

guilty は

「有罪の」

という形容詞。

be found guilty で

「有罪と認められる」 → 「有罪判決を受ける」

という言い方です。

今日の場合は、その否定形で

be found not guilty なので

「無罪判決を受ける」

となっています。

逆に、本文で使われている動詞

acquit は

容疑について証拠不十分で(人に)「無罪を宣告する」

「無罪判決を言い渡す」

という動詞です。

したがって

acquitted the former chairman and two former vice presidents of Tokyo Electric Power Company

の部分は

「東京電力の元会長と元副社長2人に無罪判決を言い渡した」

となっています。

本文末尾の

the firm operated the Fukushima Daiichi Nuclear Plant

は、その直前の

Tokyo Electric Power Company (Tepco)

を言い換えている(=説明している)文節ですね。

つまり、

「福島第1原子力発電所を運営していた会社(である東京電力)」

ということです。

2011年3月の東京電力福島第一原発事故をめぐり、旧経営陣3人が業務上過失致死傷罪で強制起訴された裁判。

東京地裁は19日午後、元会長と元副社長2人の3被告にいずれも無罪の判決を言い渡しました。

3人は巨大津波による原発事故を予見できたのに十分な対策を取らないまま原発の運転を続け、事故で長期間の避難を余儀なくされた入院患者らを死傷させた、として業務上過失致死傷罪に問われていました。

未曽有の原発事故の刑事責任を旧経営陣個人に問えるのか…裁判所の判断が注目を集めていましたが、今回、東京地裁は無罪の判決を下したわけです。

■編集後記

勝俣元会長は現在ドバイに住んでいるようですね。いつまだ巨大地震がきて原発が爆発するかもしれない恐怖感かもしれませんね。震災後、最初の東電の株主総会は6時間以上にわたるものだったが、議長席に座った勝俣氏、終わるまで一度も席を立たずに総会をまとめあげたそうです。総会に株主として出席した作家の万城目学氏のエッセーに書いてありました。その胆力はすごい、と。

 

(裏)台風消えてほしいですね。角川春樹さんだったら消せるかも!