#4005 魚が人間の顔を識別

Study: Fish Can Recognize Human Faces

A new study found that archerfish have an ability to learn and recognize human faces with a surprisingly high accuracy.

■チェック

・recognize human faces 人間の顔を識別する
・archerfish テッポウウオ
・have an ability 能力を持つ
・with a surprisingly high accuracy 驚くほど高精度で → 驚くほど正確に

■対訳

「研究: 魚が人間の顔を識別」

テッポウウオは人間の顔を記憶し、驚くほどの正確に識別する能力を持つという。新しい研究で明らかになった。

■訳出のポイント

recognize の語源は 「認める」 「思い出す」 という意味のラテン語
recognoscere。

「~に覚えがある」 「~を認める」 「~を認識・識別する」
という動詞となっています。

英国では主に recognise と記されることも、注意しておきましょう。

recognize human faces で 「人間の顔を識別する」 ということです。

archer は弓の「射手」。

したがって archerfish は “弓の射手のような魚” を意味します。

口から “水鉄砲” を発射して水面上にいる小動物・昆虫を撃ち落とし、捕食する行動でよく知られる熱帯魚で、日本名は 「テッポウウオ」といいます。

ability は 「能力」 「才能」 「手腕」 「力量」。

learn は 「学ぶ」 「勉強する」 「修得する」 の意でおなじみの基本動詞ですね。

ただし、文脈によっては(例えば英単語などを学ぶときなど)「~を覚える」 「~を記憶する」 というニュアンスにもなります。

そこで、learn and recognize human faces は「人間の顔を記憶し、識別する」 ということです。

そして、have an ability to V は

「Vする能力を持つ」 「Vする才能がある」 という言い方。

これらから、

have an ability to learn and recognize human faces

の部分は

「人間の顔を記憶し、識別する能力を持つ」。

accuracy は 「正確な」 という形容詞 accurate の名詞形で「正確さ」 「精密さ」 「精度」 の意です。

with a high accuracy で

「高い正確さで」 「高い精度で」

という言い方になります。

ここでは、さらに 「驚くほどに」 という副詞 surprisingly が加わって

with a surprisingly high accuracy なので

「驚くほど高い正確さで」 → 「驚くほど正確に」

ということです。

今日は、英国と豪州の研究チームが、テッポウオが人間の顔を識別できることを報告したという話題。

目・鼻・口という同じパーツからなる異なる顔を識別するには、微妙な違い、特徴を認識する能力が必要となります。

人間を含め primates 「霊長類」 にはこの

facial recognition ability 「顔認識能力」

が備わっているわけですが、霊長類に比べると脳が非常に小さい魚にも顔の識別ができるというわけです。

この研究では、まずテッポウウオに特定の人間の顔写真を見せて記憶させたといいます。

その後、覚えた顔と全く別の新しい顔の写真を同時に見せ、覚えた顔写真の方に水鉄砲を射つように訓練させたところ、平均81%という高い確率で正しい顔写真に命中させたそうです。

■編集後記

テッポウウオがはいった水槽のガラス面水面上にひとつは餌、ひとつは疑似餌を貼り付けて様子を観察したところ、疑似餌は見向きもせず餌だけに水を吹き付けた、という実験を先日テレビでやってましたね。

 

(裏)昨日大雨でも今日は晴れ。これではダムの貯水量は変わらないのかな。。