#3957 インド高架橋崩落で17人死亡、多数生き埋めか

India Overpass Collapse Kills 17 People, Many Feared Tapped

An overpass under construction in Kolkata, eastern India, collapsed onto the road beneath on Thursday, killing at least 17 people and injuring dozens. More than 100 people are feared to be trapped under the rubble.

■チェック

・overpass 高架橋、高架道路
・collapse 崩落する
・feared (to be) trapped (under the rubble) (がれきの下に)閉じ込められる → 生き埋めになる
・under construction 建設中
・road beneath 下の道路

■対訳

「インド高架橋崩落で17人死亡、多数生き埋めか」

インド東部のコルカタで木曜日、建設中の高架橋が下を通る道路へ崩落し、少なくとも17人が死亡、数十人が負傷した。さらに100人以上ががれきの下に閉じ込められているとみられる。

■訳出のポイント

overpass は道路・鉄道・運河などの上にかかる 「高架交差路」「交差道路」 「高架橋」。

ただし、英国では flyover という語の方が一般的です。

collapse は 「崩壊する」 「崩落する」 「くずれる」 「つぶれる」。

今日の記事のように建築物が 「崩壊する」 「崩落する」 という文脈以外にも、英字新聞では政権・体制などが 「崩壊する」 「倒壊する」という意味合いでも登場する動詞となっています。

「~を恐れる」 「~を心配する」 という動詞 fear の過去分詞から派生した形容詞の feared は 「心配された」 「懸念された」 の意。

実際の英文中では、

be feared ~ という形で

「~と心配される」 「~と懸念される」 「~と恐れられる」。

~の部分にはネガティブな内容がきて(残念ながら) 「~と思われる」「~とみられる」 というニュアンスを表します。

例えば、

(be) feared dead は 「死亡したとみられる」

という言い方になります。

今日の場合は、

(be) feared to be trapped で

「(残念ながら)閉じ込められているとみられる」。

さらに、under the rubble は「がれきの下に」なので、

feared to be trapped under the rubble で

「がれきの下に閉じ込められているとみられる」ということです。

インド東部、西ベンガル州の州都コルカタ(元 カルカッタ)で、高架橋が崩落したというニュース。

崩落したのはコルカタ北部の旧市街で建設工事中の高架橋で、長さ約100メートルにわたり、下を通る道路の上へ崩れ落ちたということです。

下の道路を通行していたバスやトラックなど複数の車両が巻き込まれ、少なくとも17人が死亡、50人上が負傷したと伝えられています。

また、がれきの下には100人を超える人が閉じ込められているとみられ、犠牲者数はさらに増えそうです。

■編集後記

このメルマガは16年前の創刊時から4月1日に大嘘をついてきました。これを楽しみにしていた読者も多いです(騙された人も多いですが)でも、最近企業が4月1日にエイプリールフールでネタ商品、ネタサービスを告知するようになってきて、それに釣られて一般の人々もブログやFacebookでウソを書くのが流行ってきているようです。私は流行に流されるのが好きではないので、このメルマガでエイプリールフールの記事を書くのはもう辞めようと思います。

 

(裏)単にネタを考えるのが面倒くさいだけかもしれません(笑)