#4611 公共交通機関でのジャンクフード広告禁止へ

London to Ban Junk Food Ads on Public Transportation

Junk food advertising will be banned on London’s entire public transportation network from February 25th, 2019, as part of an effort to reduce childhood obesity.

■チェック

・ban ~を禁止する
・junk food ad(=advertising) ジャンクフードの広告
・public transportation (network) 公共交通機関(網)
・entire 全体の
・effort 取組み
・reduce childhood obesity 子どもの肥満を減らす

■対訳

「ロンドン、公共交通機関でのジャンクフード広告禁止へ」

子どもの肥満を減らすための取組みの一環として、2019年2月25日から、ロンドンの公共交通機関網でジャンクフード広告が全面的に禁止される。

■訳出のポイント

ad は advertisement の略で

「広告」 「宣伝」。

今日のタイトルでは、 ads と複数形なので、

advertisements の意になっていますね。

junk food ads で

「ジャンクフードの広告」

ということです。

また、本文で使われている advertising の方は、

「広告(宣伝)すること」 「広告(宣伝)活動」

という名詞になります。

ただ、日本語訳としては、junk food ad と同様に

「ジャンクフードの広告」

とするのが適切でしょう。

entire は

「全部の」「全体の」

という形容詞。

そこで、本文前半の

Junk food advertising will be banned on London’s entire public transportation network

の部分は直訳すると

「ロンドンの公共交通機関網全体でジャンクフード広告が禁止される」。

つまり、

「ロンドンの公共交通機関網でジャンクフード広告が全面的に禁止される」

ということですね。

obesity は 「肥満」。

childhood obesity で

「小児肥満(症)」 「子どもの肥満」

の意味になっています。

effort は

「努力」 「奮闘」 「取組み」

なので、

as a part of an effort to reduce childhood obesity

の部分は

「子どもの肥満を減らすための取組みの一環として」

というわけです。

ロンドンは欧州の都市の中でも、子どもの肥満問題が顕著で、市在住の10、11歳の子どもの約40%が標準体重以上、あるいは肥満だといいます。

そこで、子どもの肥満を減らすための取組みのひとつとして、市長が決定したのが、市内の公共交通機関におけるジャンクフード広告の全面禁止。

来年の2月15日から、地下鉄、バス、路面電車など全てにおいて、脂肪分、塩分、糖分を多く含む食品の広告が禁止に。

つまり、ハンバーガーなどのファーストフード、コーラなどソーダ類、チョコレートなどスナック菓子などの広告が消えることになります。

■編集後記

これでロンドンの歯科医、小児科医は悲鳴をあげることになるかもしれません。子供の健康を蝕む食品の広告がなくなる→消費量が下がるからですね。糖質制限をすると歯にもすごく良いそうです!

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(裏)途端に冷え込んできました。床暖房必須です。