Google to Set up Undersea Cable Between US, Uk and Spain
Google announced its plan on Tuesday to lay a new undersea fiber-optic cable connecting the U.S., the U.K., and Spain as part of an effort to improve its services.
■チェック
・set up (lay) ~を敷設する
・undersea (fiber-optic) cable (光ファイバー)海底ケーブル
・connect A, B and C A と B、および C を結ぶ
・as part of an effort to ~する取り組みの一環として
・improve one’s services サービスを向上させる
■対訳
「グーグル、米英スペインを結ぶ海底ケーブル敷設へ」
グーグルは火曜日、同社のサービス向上への取り組みの一環として、米国と英国、およびスペインを結ぶ新たな光ファイバー海底ケーブルを敷設する計画を発表した。
■訳出のポイント
set up は
「~を建設する」 「~を設置する」
という意味で頻出の句動詞。
タイトルの
set up (an) undersea cable は
「海底ケーブルを設置する」 → 「海底ケーブルを敷設する」
ということですね。
また、
動詞 lay はもともと
「~を(平らな面に)置く」 「~を敷く」の意。
そこで、本文の
lay a new undersea fiber-optic cable
の部分は
「新たな光ファイバー海底ケーブルを敷く」 →
「結ぶ新たな光ファイバー海底ケーブルを敷設する」
となっています。
effort は
「努力」 「骨折り」 「奮闘」 「苦闘」 「頑張り」
といった意味で広く使われる名詞。
日本語の「取り組み」
に当たる単語としても頻出です。
as part of an effort to V で
「~する努力の一部として」 「~する取り組みの一環として」
という言い方になっています。
improve は
「~を改良する」 「~を改善する」 あるいは
「~を進歩させる」 「~を向上させる」
という動詞です。
improve one’s services で
「サービスを改善する」 「サービスを向上させる」
ということですね。
現在、国際電話やインターネット通信、さらに国際間のスポーツやニュースなどの映像中継など大部分は、海底に埋め込まれた光ファイバーのケーブルを介して伝送されています。
とりわけ
international Internet traffic 「異国間のネット通信」
に関していうと、98%が海底ケーブルに依存しているそうです。
Google はすでに、
米国と南米を結ぶ “Curie”
米国とフランスを結ぶ “Dunant”
欧州とアフリカを結ぶ “Equiano”
という3つの海底ケーブルを保有しています。
そして、同社の私設ケーブル4本目となるのは米国から北大西洋を横断して英国とスペインにつながる
“Grace Hopper” 。
これら各ケーブルの名称は、偉人にちなんでつけられており、Grace Hopper は米海軍軍人で、プログラミング言語 COBOLの開発者として知られる女性だということです。
■編集後記
グーグルのような会社が、光海底ケーブルを保有するのは非常に理にかなった戦略ですね。しかし、実際に4本もの私設光ファイバー海底ケーブル・・・しかも太平洋を横断するような大規模なものを敷設してしまう底力(財力+政治力?)があるのはすごいです。日本の企業ではとても考えられないでしょうね。。。
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(裏)昨夜、地元で一番有名な焼き肉屋へ。。うまかったです・・・