#5052 コロナワクチン無料提供へ

Japan to Offer Free COVID-19 Vaccinations to All Citizens

The Japanese government plans to provide vaccinations against the coronavirus free of charge to all citizens once they become available, officials.

■チェック

・offer (=provide) vaccination ワクチン接種
・citizen 国民
・free of charge 無料で
・become available 入手(利用)できるようになる
・according to officials 関係筋によると

■対訳

「日本、新型コロナワクチン接種無料提供へ」

関係筋によると、日本政府は、新型コロナウイルスワクチン接種が可能となり次第、全国民に無料で提供する方針だという。

■訳出のポイント

vaccination は

【 vaccine (ワクチン)+ -ation (~で処理すること)】 →

「ワクチンで処理すること」 → 「ワクチン接種」 「予防接種」

という名詞。

offer (=provide) vaccinations で

「ワクチン接種を提供する」

ということです。

free は

「自由な(に)」 という意味でおなじみの形容詞(副詞)ですね。

そして、

「自由な」 → 「束縛のない」 「負担のない」 「悩まされない」

という意味合いで広く用いられ、

free of ~ で

「~から自由な」 「~の負担のない」 「~に悩まされない」

という言い方になっています。

中でも

free of charge

「代金の負担のない」 「支払いに悩まされない」 →

「無料の」 「無料で」

という表現は頻出ですね。

また、ここから

free だけでも 「無料の」 「無料で」

という意味で使われるようになっているわけです。

citizen は

「国民」 「公民」。

本来は(君主国ではなく)共和国の 「国民」 を指す語です。

そして、

ある特定の市、町などの

「市民」 「住民」

を意味する場合もあるので、あわせて確認しておきましょう。

available は

非常に日本語に訳しづらい語のひとつですが、とても英語らしい便利な単語でもあります。

~に、~するのに 「利用できる」 「役立てられる」

「入手できる」 「得られる」

といった意味合いで広く使われます。

そこで、

once they become available

の部分は

「いったん、それら(ワクチン接種)が利用できるようになったら」 →

「ワクチン接種が可能になり次第」

ということですね。

名詞 official はもともと

「公務員」 「役人」 の意。

具体的な省の名前などとともに 「政府高官」 「当局者」

という意味合いでも頻出です。

according to officials は

「(複数の) (政府)当局者によると」 → 「(政府)関係筋によると」

という表現になるわけです。

国内外で開発中の新型コロナウイルスのワクチンに関し、日本政府は接種する人に費用負担を求めず全国民無料とする方針を固めた、というニュースでした。

関連費用は今年度補正予算の予備費6700億円超を充てるといいます。

ワクチンは来年から国内で接種できるようになる可能性がありますが、当初は供給量に限りがあるため、新型コロナ患者の診療に当たる医療従事者や重症化リスクの高い高齢者らの接種が優先。

ただし、優先接種かどうかにかかわらず公費負担だということです。

■編集後記

すごいニュースが飛び込んできました。大統領選挙を来月に控え、トランプ夫妻コロナ感染。2回目のテレビ討論どうなるのか?月曜日には最新情報をお届けします。

3年前まで同じマンションに住んでいた内藤さんは東大卒で海外に10億円近い不動産を所有。その内藤さんの著書がPDFで無料で読めます。
https://bpasp.com/lp/37332/949450

石田塾のテキスト会員募集中(サポート付きから大幅値下げ)
情報がほしい方は ask★maiei.net (★→@)に「10倍返し!」という件名でメールください。

 

(裏)スタッフがイモリのyoutubeチャンネルつくったのでガラスケースプレゼント(汗