El Salvador Adopts Bitcoin as Legal Tender
El Salvador officially adopted bitcoin as legal tender on Tuesday, making the Central American country the first one to do so in the world.
■チェック
・adopt A as B A を B として採用する
・legal tender 法定通貨
・officially 正式に
・Central American country 中米の国
■対訳
「エルサルバドル、ビットコインを法定通貨に採用」
中米のエルサルバドルは火曜日、ビットコインを正式に法定通貨として採用した。ビットコインを法定通貨とするのは世界初である。
■訳出のポイント
adopt は
「~を採用する」 「~を採択する」 「~を受け入れる」
という動詞。
adopt A as B で
「A を B として採用する」
という言い方になっています。
tender は
「柔らかい」 「優しい」
などの意の形容詞として一般的ですが、
今日登場している tender は語源を別にする全く別の単語で
「提出」 「提供物」 → 「通貨」 「貨幣」
という名詞。
そして、legal が
「法律上の」 「法定の」 「合法の」
という形容詞なので、
legal tender で
「法定通貨」
ということです。
そこで、
adopt Bitcoin as legal tender だと
「ビットコインを法定通貨として採用する」
になるわけです。
make は
「作る」 などの意味でおなじみの基本動詞ですね。
ただし、今日の場合は
「〈人・物・事〉を~にする」
という【作為動詞】として用いられているので、注意しましょう。
make A B という形で
「A を B にする」
という言い方になります。
本文後半の making… 以下では
A = the Central American country
「その中米の国(=エルサルバドル)」
B = the first one to do so in the world
「世界でそれを行う(=ビットコインを法定通貨として採用する)最初の国」
なので、
「その中米の国(エルサルバドル)を世界でビットコインを法定通貨として採用する最初の国にした」→
「(エルサルバドルが)世界で初めてビットコインを法定通貨とする国となった」
ということですね。
対訳では、この部分を独立させて
「ビットコインを法定通貨とする国は(エルサルバドルが)世界初である」 →
「ビットコインを法定通貨とするのは世界初である」
としています。
中米エルサルバドルで7日、仮想通貨のビットコインが世界で初めて法定通貨となりました。
同政府は、専用アプリを導入して登録するだけで30ドル相当のビットコインをプレセントするなど、利用促進ために躍起になっています。
しかし、世論によると国民の約70%はビットコイン法定通貨化に反対。
送金手数料などを抑えられるという利点はあるものの、価格変動の激しさなどを懸念する声が大きいということです。
また、初日には政府が設定した電子ウォレットや ATM でシステム不備が発生し、混乱もあったようです。
そんな中、各国・各業界は、
the largest Bitcoin experiment 「最大級のビットコイン実験」
として、今後の行方を注視することでしょう。
■編集後記
ビットコインは一時570万円をつけましたが急落しています。現在500万円を越えたところ。不安定な動きですが去年の今日は100万円くらいでしたのでそれでも1年で5倍になってるのですね・・・現在1年で5倍になる投資商品って他に思いつきません。弊社運営の「クジラチャンネル」(YouTube)ではBTC相場を分析しています。
今日の動画
https://youtu.be/ASnKXWvwipY
昨日の動画(キューバ、2歳以上にワクチン)
https://youtu.be/-SWLwTMHFqo
(裏)朝から雨・・・スッキリしない天気が続きます。明日から週末は曇り・・・