‘Top Gun: Maverick’ Wins Tom Cruise 1st $100 M Opening Weekend
‘Top Gun: Maverick’ earned an estimated $124 million in ticket sales in its first three days in North American theaters, giving Hollywood superstar Tom Cruise his first $100 million opening weekend at the box office.
■チェック
・opening weekend (映画の)公開週の週末
・earn ~を稼ぐ、~を獲得する
・estimated $_ 推定_ドル
・ticket sales チケット売上
・theater 劇場、映画館
・at the box office 興行収入で
■対訳
「『トップ・ガン マーヴェリック』、トム・クルーズ初の公開週末興収1億ドル突破」
『トップ・ガン マーヴェリック』が公開直後3日間の北米映画館でのチケット売上が推定1億2400万ドル(約157億円)にのぼり、ハリウッドのスーパースター、トム・クルーズにとっては公開週末に興収1億ドルを突破した初の作品となった。
■訳出のポイント
おなじみの基本動詞 open の現在分詞が形容詞化した
opening は「開始の」 「初めの」 の意。
ここから、opening weekend は
映画などの公開(封切り)後の 「初めの週末」 → 「公開週末」を指す表現になっています。
$100 million opening weekend で
「(興行収入が)1億ドル(を超える)公開週末」ということです。
win は通常「勝利する」 「~を勝ち取る」 「~を獲得する」という動詞として頻出ですが、
win A B と目的語をふたつ取る場合
「A に B を獲得させる」 → 「A に B をもたらす」という意味になります。
そこで、タイトルは
「『トップ・ガン マーヴェリック』がトム・クルーズに初の興収1億ドル(超えの)公開週末をもたらす」 →
「『トップ・ガン マーヴェリック』が、トム・クルーズにとって初の公開週末に興収1億ドルを突破作品となる」ということですね。
theater の語源は「見る場所」 というギリシア語 theatron。
ここから 「劇場」 という名詞になっています。
米、豪、NZ では「映画館」= movie theater の意味でも日常的に使われます。
ちなみに、英国では「映画館」 は cinema が一般的になっています。
box office はもともと映画館、劇場の 「チケット売り場」を意味する表現。
チケット売り場の多くが劇場の外に箱形(=box) で設置されていたのがその語源です。
そして、転じて「チケットの売上」 → 「興行成績」「興行収入」を指すようになったわけですね。
at the box office だと「興行成績として」「興収として」という言い方になっています。
週末の北米映画興行収入ランキングは、36年ぶり続編となるトム・クルーズ主演の『トップガン マーヴェリック』が初登場でトップに立ちました。
さらに、北米興収は推定1億2400万ドルにのぼり、クルーズにとっては初の公開週末興収1億ドル突破作品となったわけです。
同時公開された日本でも、公開後3日間で興行収入は11億円を突破。
その他、英、仏、ブラジルなど32の国・地域でトム・クルーズ作品NO.1 オープニング記録が相次いでおり、そのうち18地域ではパラマウントの実写映画史上 NO.1 オープニングになったといいます。
7月には還暦を迎えるトム・クルーズ。その40年に渡る華やかな俳優キャリアの中でも、今回が最高のオープニングかもしれませんね。
■編集後記
マーヴェリックを見た人は誰もが高評価していますね!トム・クルーズ、来年には公開延期となっていたミッション・インポッシブルが来ますし、まだまだこれから!という感じさえします。見習わんと・・・^^;
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今日の動画
https://youtu.be/rfgKf0DL6p4
(裏)人間ドックまであと8日。少し節制した生活を送ろうと思います。