Japan to Cut Household Electric Bills by 20% to Combat Inflation
Japan will cut household electricity bills by about 20 percent starting from January 2023 as a part of the government’s economic package.
■チェック
・cut ~ by _% ~を_%軽減する
・household electric (electricity) bill 家庭の電気料金、電気代
・combat inflation インフレに対抗する
・as a part of ~の一環として
・economic package 総合経済対策
■対訳
「日本、家庭の電気代2割軽減へ インフレ対策」
日本では、政府の総合経済対策の一環として、2023年1月から家庭の電気料金を約2割軽減するという。
■訳出のポイント
cut は「切る」という意味の基本動詞ですね。
ここから物などを「短縮する」「削除する」という意味合いでもよく使われています。
英字新聞では、経費や人員などを「カットする」「削減する」という文脈でしばしば登場するので、確認しておきましょう。
今日の場合は cut ~ by _% で「~を_%カット(削減)する」「~を%減らす」という言い方になっています。
bill は「請求書」「勘定(書)」です。
electric bill あるいは electricity bill で「電気の請求書」→「電気料金請求書」の意味になりますが、転じて「電気料金」「電気代」そのものを指して使われることも多いので、注意してください。
今日の記事でもhousehold electric (electricity) bill(s) で「家庭の電気料金」「家庭の電気代」ということです。
動詞 combat は「~と闘う」の意。
ここから、良くない物、事について「~に立ち向かう」「~に対抗する」という意味合いでも用いられる語です。
したがって、タイトル末尾の to combat inflation は「インフレに対抗するために」→「インフレ対策として」というわけですね。
package はもともと「包み」「小包」「荷物」を意味する名詞。
ここから「こぎれいにまとまったもの」「1つのセットにしたもの」「パッケージ」という意味で多用されますね。
また、米国では「(まとまった)一括(関連)法案」「一括(総合)政策」という意味にもなっています。
すなわち economic package で「経済政策」「総合経済対策」ということです。
日本政府は26日、標準的な家庭で1ヶ月の電気料金を2割に当たる2000円程度、ガス料金は月900円程度抑える案を示しました。
月末までにまとめる総合経済対策に盛り込むということです。
燃料費高騰や円安の影響に苦しむ家計や企業には恩恵となりますが、対象を絞らない一律の支援で財政支出が際限なく膨らむという懸念の声も。。。
■編集後記
今年の冬はかなり寒くなるようです。老犬2匹がリビングにいるのでリビングの暖房も夜の間ずっとつけてます。。。光熱費がかなりの負担になりことは必至。。。政府にはしっかり支援対策を実施してもらいたいものです。
今日の動画
https://youtu.be/ian6kzh1jRI
(裏)そろそろ鍋の準備。あ、確かカセットコンロのガスも値上がりしたんだよな・・