Typhoon Shanshan Approaches Southwestern Japan
Extremely powerful Typhoon Shanshan is approaching Kyushu in southwestern Japan at a slow speed of 15 kilometers per hour and is most likely to make landfall Thursday morning, according to the Meteorological Agency.
■チェック
・Typhoon Shanshan 台風サンサン(=10号)
・(extremely powerful) typhoon (非常に強い)台風
・approach ~に近づく、接近する
・at a slow speed of ~の遅い速度で
・_ kilometers per hour 時速_キロ
・be most likely to V V する可能性が(非常に)高い
・make landfall 上陸する
・the Meteorological Agency【日本】気象庁
■対訳
「台風10号、日本南西部に接近」
気象庁によると、非常に強い台風10号は時速15キロの遅い速度で日本南西部の九州に接近しており、木曜午前中には上陸する可能性が高くなっている。
■訳出のポイント
Shanshan 「サンサン」は今年令和6年の台風10号の国際名。
香港の少女の名前が由来だそうです。
英語の報道では台風名はこちらの国際名が用いられるので、今日の記事でも Shanshan としています。
一方、対訳では日本式の「台風_号」を採用しています。
extremely は「極度に」「極めて」という副詞。
extremely powerful typhoon で「極めて強力な台風」「非常に強い台風」ということですね。
at a speed of ~ は「~の速度で」「~という速度で」という言い方。
ここでは at a slow speed of ~ で「~の遅い速度で」「~という遅い速度で」となっています。
per hour は「1時間あたり」。
_ kilometers per hour で「1時間あたり_キロ」→「時速_キロ」というわけです。
_ km/h と表記されることも多いので、あわせて押さえておきましょう。
ちなみに、読み方については _ kilometers per hour で変わりません。
landfall は宇宙船などの「着陸」あるいは台風などの「上陸」を意味する名詞。
今日の場合は make landfall で台風が「上陸する」という言い方になっています。
台風10号は時速約15キロと自転車なみの遅い速度で進んでおり、日本への影響も長時間かつ広域に渡ることが懸念されます。
進路を含め刻々と変わる台風情報に注意しましょう。
■編集後記
平塚や小田原では1時間で50mmを超えるなど、各地で記録的な大雨となっていますね。速度が遅いのもやっかいです。河川の氾濫や地盤も緩んでますから土砂災害に警戒が必要です。
(裏)これを書いてる現在、外は静かです。嵐の前の静けさか。。