#5185 共同声明で台湾明記

Biden and Suga Refer to ‘Taiwan’ in Joint Statement

U.S. President Joe Biden and Japanese Prime Minister Yoshihide Suga referred to “the importance of peace and stability across the Taiwan Strait” in a joint statement issued after their first in-person meeting at the White House on Friday.

■チェック

・refer to ~に(はっきりと)言及する→明記する
・joint statement 共同声明
・importance 重要性
・peace and stability 平和と安定
・Taiwan Strait 台湾海峡
・issue 【動詞】(声明を)発表する
・in-person meeting 直接会談

■対訳

「バイデン米大統領・菅首相、共同声明で 『台湾』 明記」

ジョー・バイデン米大統領と日本の菅義偉首相は、金曜日にホワイトハウスで行われた初の直接会談の後に発表した共同声明の中で、”台湾海峡の平和と安定” に言及した。

■訳出のポイント

refer は

人・言葉が直接、はっきりと 「~に言及する」 「触れる」

という動詞。

通例

refer to ~

「~に言及する」 「~について明言(明記)する」

という形で用いられます。

importance は

「重要な」 という意味でおなじみの形容詞 important の名詞形。

つまり

「重要性」 「重大さ」 「大切さ」 の意になります。

そこで、

the importance of peace and stability across the Taiwan Strait

の部分は

「台湾海峡の平和と安定の重要性」

ということですね。

issue は

人や機関などが〈宣言・命令・声明など〉「を出す」 「発する」

という動詞。

したがって

in a joint statement issued after their first in-person meeting

の部分は

「彼ら(=バイデン大統領と菅首相)の初の直接会談の後に発表された共同声明の中で」

となっています。

in-person は

「人が直接会う」

という形容詞。

in-person meeting で

「直接の会談(会合)」 「対面会議」

という意味になります。

つまり、電話会議やビデオ会談ではない

「直接会談」

ということですね。

face-to-face meeting も

同じ意味でよく使われる言い方なので、あわせて確認しておきましょう。

17日に行われた日米首脳会談の共同声明で、42年ぶりに台湾問題が明記された、というニュースです。

今回、菅首相はバイデン米大統領と初めて対面会談を果たした首脳として日米同盟関係の強固さをあらためて誇示した形となりました。

しかし、その一方では、中国が軍事統一も否定しない台湾問題をめぐる米中衝突に、 “同盟国・日本” が今後巻き込まれるリスクも考えざるをえないでしょう。

現に共同声明では

“encourage the peaceful resolution of cross-Strait issues”

「中台問題の平和的解決を促す」

と安全保障に踏み込む記述まで盛り込まれています。

中国側はこの共同声明を受けて

「強烈な不満と断固たる反対を表明する」

と強く反発。

「台湾、香港、新疆は中国の内政であり、東シナ海と南シナ海は中国の領土と主権、海洋権益に関わる」

「これらの問題は中国の根本的な利益で干渉は許さない」

としています。

■編集後記

トランプとの大統領選では、バイデンは中国寄りであることをトランプから批難されてました。そしてバイデンが就任するやトランプの政策を次々とひっくり返してきましたが、対中政策だけはトランプ政権を受け継いでいるか、より厳しい姿勢で向かっているようにも見えます。バイデン政権下で米中関係は今後どうなるのか。当然、その行く末が周囲の諸国に与える影響は甚大です。

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(裏)今週は各地で夏日・・本格的に暖かくなってきました!