113 Dead in Wedding Hall Fire in Iraq 113 people died and more than 150 others were injured after a fire broke out at a wedding hall in northern Iraq Tuesday night.
■チェック
・wedding hall 結婚式の会場、結婚式場
・fire 火事、火災
・be injured けがをする、負傷する
・break out (火事が)発生する
■対訳
「イラクの結婚式場で火災、113人死亡」
火曜日夜にイラク北部の結婚式会場で火災が発生した。113人が死亡し、150人以上が負傷したという。
■訳出のポイント
dead は「死んでいる」「死んだ」という形容詞ですね。
英字新聞のタイトルでは、be 動詞が省略されることが多く、今日の場合も 113 (are) dead で「113人が死んでいる」→「113人が死亡」ということですね。
ちなみに、113 の後ろには (people) も省略されていることも、あわせて確認しておきましょう。
日本語でも「ホール」と言いますが hall は音楽会、講演会などのための「集会所」「大広間」「会館」「公会堂」を意味する名詞。
a concert hall 「コンサートホール」「コンサート会場」a gambling hall 「賭博場」のように、複合語で用いられることが多い単語です。
今日の記事ではa wedding hall で「結婚式会場」「結婚式場」となっています。
injure は人、身体、動植物などを「傷つける」「傷める」「害する」という動詞。
ここから、この injure の受動態 be injured は「傷つけられる」→「けがをさせられる」の意となり、日本語の「けがをする」「負傷する」に当たる表現として頻出ですね。
break out は戦争、火事、病気、暴動などが急に「発生する」突発的に「起きる」という意味の成句。
この “急に” “突然に” というニュアンスについては、日本語にするときに必ずしも訳出する必要はありませんが、知っておくことは大切です。
裏を返せば、この表現が登場するときは、たいていの場合”急に” “突然に”発生するような物・事が主語になっている、というわけですね。
今日の場合は a fire broke out at a wedding hall で「結婚式会場で火災が(急に)発生した」ということです。
イラク北部ニナワ県ハムダニヤの結婚式会場で26日夜、火災が発生。
地元メディアなどによると、結婚式で使用した花火が燃え移り、建物が炎上したようです。
式には約1000人が参加しており、113人が死亡し150人以上がけがをしました。
同国内務省は、建物の素材が燃えやすいもので、安全基準を満たしていなかったとして、施設主要者ら10人を翌日に逮捕したということです。
■編集後記
1000人が参加する結婚式ってすごいですね。イラクでは普通なのでしょうか。。。一部報道によると、犠牲者の中には新郎新婦も含まれているようです。生涯でもっとも大切な日のひとつ、もっとも思い出に残るであろう日にこんなことが起きるとは・・・
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(裏)日曜以来、中4日あけての朝トレ。身体を動かしたあとの1日はやはり一味違いますね・・・