First Cheetah Cubs Born in India Since Extinction 75 Years Ago
India has welcomed the birth of four cheetah cubs seventy-five years after the animals were officially declared extinct in the country.
■チェック
・cheetah チーター
・cub (どうぶつの)子
・extinction 絶滅
・welcome ~を歓迎する
・birth 誕生
・be officially declared extinct 正式に絶滅を宣言される
■対訳
「絶滅から75年、初のチーター赤ちゃん誕生」
インドが、4頭のチーターの赤ちゃん誕生を歓迎した。同国では75年前にチーターの絶滅が正式に宣言されている。
■訳出のポイント
cub はキツネ、トラなどどうぶつの「子」。
今日の場合は cheetah cub(s) で「チーターの子」「チーターの赤ちゃん」ということですね。
extinct はもともと火、灯などが「消えた」という形容詞。
ここから、種族、家系などが「絶えた」「絶滅した」という意味でもよく使われます。
extinction は、この extinct から派生した名詞で「消火」「消えること」あるいは種族、家系などの「根絶」「絶滅」の意になっています。
officially は「公式に」「正式に」という副詞。
そして declare は「宣言する」なので be officially declared ~ で「~だと正式に宣言される」という意味になります。
したがって、本文後半の seventy-five years after the animals were officially declared extinct in the country の部分は「その国(=インド)において、その動物(=チーター)が正式に絶滅したと宣言された75年後に」。
対訳では、この部分を独立させて「同国(インド)では75年前にチーターの絶滅が正式に宣言されている」としています。
チーターはかつてはインド中部に数多く生息していましたが、生息地の縮小と密猟のため、インドでは75年前に絶滅。世界でも7000頭以下と危機的な状況です。
そんな中、インドの生態系を回復させるという政府プロジェクトの一環で、昨年9月にナミビアから8頭、今年2月には南アフリカから12頭のチーターが譲渡され、インド中部マディヤプラデシュ州のクノ国立公園に放されました。
今回は、そのクノ国立公園内で4頭のチーターの赤ちゃんが確認されたというニュース。
本プロジェクトについては、外来種導入への懸念や餌になるどうぶつ確保や密猟対策などの課題もあり、疑問視する声もありましたが、今回の吉報は、関係者はもちろん、国民の間でも広く歓迎されているようです。
■編集後記
いよいよ3月も終わってしまいますね。今年は、桜開花も早かったこともあり、春が駆け足で去っていくような感覚が強いですね。昨年までは心機一転の4月といってもコロナ禍だったのでなんだかなーと暗い気持ちでしたが、今年は違いますね。お花見をした方も多いでしょうし、新しい気持ちで新年度を迎えましょう。
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(裏)市川のお花見で3歳の子供が行方不明となった事件。本当に心苦しいですね・・