Japan’s Oldest Beer Hall Is Now Registered Tangible Cultural Property
The oldest beer hall in Japan was just designated as a registered tangible cultural property. People have been enjoining a pint on the first floor of the Ginza Lion Building on Tokyo’s luxury shopping street since 1934.
■チェック
・beer hall ビアホール
・registered tangible cultural property 【日本】登録有形文化財
・be designated as ~として指定される
・enjoy a pint (一杯の)ビールを楽しむ
・on the _th floor _階の(に)
・luxury shopping street 高級ショッピング街
■対訳
「日本最古のビアホール、登録有形文化財に」
日本最古のビアホールがこのほど登録有形文化財に指定された。人々は、東京の高級ショッピング街の一角にある銀座ライオンビルの1階で、1934年からずっとビールを楽しんでいる。
■訳出のポイント
register は
「~を(正式に)登録(記録、登記)する」
という動詞。
その過去分詞が形容詞化した
registered は
「登録された」 「登記された」 の意になります。
tangible はもともと
「触れることができる」
という形容詞。
法律用語で
「有形の」 「有体の」
という意味になっています。
ここから、
tangible cultural property は
日本の 「有形文化財」 にあたる英訳として使われています。
registered tangible cultural property で
「登録有形文化財」
ということですね。
ちなみに、
tangible と対になる形容詞は intangible。
intangible cultural property
「無形文化財」
もあわせて確認しておきましょう。
pint「パイント」 は本来、
欧米を中心に使用されている体積の単位。
実は、1パイントの容量は米国と欧州(=英)は異なり、
US pint = 437 ml
UK pint = 568 ml
となっています。
欧米ではビールは
pint glass 「パイントグラス」
で注文することが一般的なので、
a pint of beer というと
「1パインとのビール」 → 「一杯のビール」
の意味になります。
さらに、pint だけで
「(一杯の)ビール」 「ビールを(一杯)飲むこと」
を指すことも一般的になっています。
そこで、
enjoy a pint で
「(一杯の)ビールを楽しむ」
ということですね。
1934年に完成した銀座ライオンビルが、登録有形文化財に指定されたニュース。
もともとは大日本麦酒の本社ビルとして建設され、1階はビヤホールライオンとしてオープンし、当時としては贅をつくし、工夫を凝らした作りで人気を博しました。
銀座の歴史を伝える建造物として87年間にわたって人々に親しまれてきたことが、今回の指定につながったということです。
■編集後記
銀座ライオンは何度かかつて訪問したことありますが、巨大なモザイク画や吊りランプなど、まさに「昭和」という時代が時を超えて大迫力で迫ってきます。昭和9年当時に撮影された写真と全く同じで、一瞬タイムトリップした気分です。
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(裏)「真犯人フラグ」、結局見てしまっていますが、「二月の勝者」のほうが我が家では人気。