#4121 日本の歌手 ASKA が再逮捕

Japanese Singer Aska Arrested Again for Alleged Drug Use

Japanese singer-songwriter Aska was arrested Monday for alleged stimulant use again while still on parole for 2014 drug offense.

■チェック

・(be) arrested 逮捕される
・alleged drug (stimulant) use 薬物(覚醒剤)使用容疑
・on parole 執行猶予中
・drug offense 薬物犯罪 → 薬物取締法違反

■対訳

「日本の歌手 ASKA が再逮捕、薬物使用容疑で」

日本のシンガーソングライター ASKA 容疑者が、月曜日に覚醒剤使用の疑いで再び逮捕された。同容疑者は2014年の薬物取締法違反で執行猶予中だった。

■訳出のポイント

arrest は 「~を逮捕する」 という動詞。

英字新聞では受動態の be arrested 「逮捕される」 という形で頻出です。

どちらの形でも、後ろに for ~ がつくと「~ の理由で」 → 「~(容疑)で」

と逮捕の理由、容疑の内容を示す表現になります。

そこで、タイトルの

(be) arrested again for alleged drug use は

「薬物使用容疑で再び逮捕される」 → 「薬物使用容疑で再逮捕される」。

本文の

was arrested Monday for alleged stimulant use again は

「覚醒剤使用の疑いで月曜日に再び逮捕された」

ということです。

ちなみに、alleged は

「(真偽ははっきりしないが)~だといわれている」 という意味の動詞 allege の過去分詞が形容詞化した語。

「~だといわれている」 → 「~だと疑われている」 → 「~容疑の」

の意味で、英字新聞でも頻出語となっています。

したがって、

alleged drug use は 「薬物使用容疑」、

alleged stimulant use は 「覚醒剤使用容疑」

ということです。

parole は 「仮出所」 「仮釈放」 という名詞で、日本語の 「執行猶予」 にも当たります。

on parole で 「執行猶予中で」 「執行猶予中の」 ということです。

offense は、とくにスポーツ関連では、 defense 「防御」に対する 「攻撃」 の意でもよく使われる単語ですね。

もともとは、法律上・慣習上の 「罪」 「違反」 「反則」 を意味する名詞です。

~ offense で 「~の罪」 「~犯罪」 「~に関する(法律)違反」という言い方になります。

そこで、drug offense は 「薬物犯罪」 → 「薬物取締法違反」ということです。

歌手のASKA容疑者が、執行猶予中に覚醒剤を使用したとして再逮捕されたニュースでした。

警視庁は、ASKA容疑者が自ら110番通報した今月25日の直前まで覚醒剤を使用していた疑いがあるとして、調べを進めているといいます。

一方、本人は容疑を否認しているということです。

今回の再逮捕劇では、報道各社が同容疑者の覚醒剤使用容疑を一斉に報じると、それらに応じるように ASKA 容疑者本人がブログを頻繁に更新。

また、ネットのニュースサイトが同容疑者の自宅の様子や、任意同行に応じる姿などを “完全生中継する” という異例の事態にもなりました。
■編集後記
ASKAの再逮捕は日本中のファンにとってショッキングでした。執行猶予中だったので今度は実刑で懲役刑は間逃れません。やはり覚醒剤の薬物中毒は依存性が高く再犯率は6割、50歳以上は8割にものぼると言われていますがまさにその統計通りです。もうASKAは完全に終わった感がありますね。。

 

(裏)朴大統領が辞任表明しました。明日はこれでいきましょう。