Ken Watanabe Battling Stomach Cancer
Tony- and Oscar-nominated Japanese actor Ken Watanabe revealed that he has been diagnosed with early-stage stomach cancer and undergone endoscopic surgery.
■チェック
・battle stomach cancer 胃がんと闘う
・reveal ~を明らかにする
・be diagnosed with ~だと診断される
・undergo endoscopic surgery 内視鏡手術を受ける
■対訳
「渡辺謙さんが胃がん」
トニー賞およびアカデミー賞にノミネートされた俳優の渡辺謙さんが、初期の胃がんと診断され、内視鏡手術を受けていたことを明らかにした。
■訳出のポイント
battle はもともと 「戦争」 「戦闘」 という名詞。
ここから、「~と闘う」 「~と闘う」 「~と闘争する」 という動詞としても頻出の語です。
battle stomach cancer で 「胃がんと闘う」 「胃がんで闘病する」という意味になっています。
Tony は Tony Awards 「トニー賞」 のことで、米国演劇界で毎年優れた演技・演出に与えられる賞。
いわば、アカデミー賞の演劇(舞台)版のような賞ですね。
したがって、
Tony- and Oscar-nominated actor とは、
「トニー賞とアカデミー賞にノミネートされた(ことがある)俳優」
を意味します。
diagnose は 「診断する」 「原因を突き止める」 という動詞。
【 be diagnosed with (病名)】 で
「(病名)と診断される」
という言い方になります。
early-stage は 「初期の」 「早期の」 なので、
has been diagnosed with early-stage stomach cancer で「初期の胃がんと診断されていた」ということです。
undergo は人が不愉快なこと・苦しいことを 「経験する」 「耐える」という意味の動詞です。
医学関連で、検査や治療などを 「受ける」 の意味でもよく使われる単語です。
ここでは、
(has) undergone endoscopic surgery で
「内視鏡手術を受けていた」
となっています。
2003年にトム・クルーズ主演の映画 「ラストサムライ」 で
ハリウッドデビューを果たし、その後は 「バッドマン ビギンズ」 や「インセプション」 などに出演し、ハリウッドの第一線で活躍している俳優の渡辺謙。
今や世界でもっとも知られる日本人俳優といっても過言ではないでしょう。
2015年3月からはNY のブロードウェイ・ミュージカル 「王様と私」 に王様役で出演。
第69回トニー賞ではミュージカル部門主演男優賞に、日本人として初めてとなるノミネートの快挙を果たしています。
その渡辺謙が、初期胃がんで、すでに内視鏡手術を受け、現在療養中であることを、本人がツイッターを通じて明かしました。
渡辺は、3月初めに再び 「王様と私」 に登板する予定でしたが、療養のためその登板が遅れることも報告しています。
この発表は欧米のメディアでも大きく取り上げられており、俳優・渡辺謙がすでに 「世界の渡辺謙」 であることを痛感するニュースとなりました。
■編集後記
映画は何度も撮り直しができますがミュージカル、芝居はやり直しがききませんので、ストレスがかかったんですかね??しょーもない想像ですが。。私は2年前の夏以来人間ドックに行ってませんので行かないといけません。。
(裏)週末、春の嵐が吹き荒れるか?本当に暖冬です・・