#4530 アップル、1兆ドル企業へ前進

Apple Moves Closer to $1,000,000,000,000

Apple is within striking distance of becoming the world’s first trillion-dollar-company after it posted the highest ever sales and net earning in the second quarter. The tech giant is currently worth about $935 billion.

 

■チェック

 

・move closer to  ~により近づく
・within striking distance of ~射程内
・trillion-dollar-company 1兆円企業
・post ~を計上する
・net earning 純利益
・second quater 第2四半期 → 4-6月期
・be currently worth 時価総額が~である

 

■対訳

 

「アップル、1兆ドル企業へ前進」

テクノロジー大手のアップルが4-6月期に売上・純利益ともに過去最高額を計上し、世界初の時価1兆ドル企業誕生が目前に迫ってきた。同社の時価総額は約9350億
ドル(約104兆8000億円)である。

 

■訳出のポイント

 

move close to ~ は

「~の近くに動く」 → 「~に近づく」。

close の比較級 closer を用いた

move closer to ~ だと

「~により近づく」 → 「~にさらに近づく」

という言い方になります。

striking distance は

「攻撃(襲撃)可能な距離」 「砲撃距離」。

within striking distance of ~ で

「~への砲撃距離内に」 → 「~のすぐ近くに」 「~に迫って」

という表現になっています。

そこで、

Apple is within striking distance of becoming the world’s first trillion-dollar-company

の部分は

「アップルは、世界初の1兆ドル企業になることがすぐ近くに迫っている」  →

「アップルは、世界初の1兆ドル企業達成の目前である」

ということです。

本文第1文全体を直訳すると
Apple is within striking distance of becoming the world’s first trillion-dollar-company after it posted the highest ever sales and net earning in the second quarter.

「4-6月期に過去最高の売上と純利益を計上したのを受けて、アップルは世界初の1兆ドル企業達成の目前となっている」。

対訳では、

「アップルが4-6月期に売上・純利益ともに過去最高額を計上し、世界初の時価1兆ドル企業誕生が目前に迫ってきた」

と意訳しているわけです。

worth は

「~の価値がある」 「~に値する」

という形容詞。

be currently worth ~ だと

「現在 ~ の価値がある」

ということです。

とくに、企業についてだと

「時価総額が ~ である」

に当たる表現になるので、しっかり確認しておきましょう。

米アップルが7月31日に発表した4-6月期決算は、純利益が前年同期比32%増の115億1900万ドル(1兆2880億円)、売上高が同17%増の532億6500万ドル。

いずれも4-6月期として過去最高でした。

iPhone の販売台数は横ばいながら、単価の高い 「X(テン)」の売れ行きが好調で、予想以上の好業績となりました。

これを受けて、同社株は31日夕の時間外取引で上場来最高値水準に上昇。

アップルの時価総額は、31日終値時点で9350億ドルとなりました。

アマゾンに先駆ける形での、世界初の1兆ドル企業達成目前にみえますが、果たして…?

 

■編集後記

 

現在、米国時価総額ランキング1位のアップルですが、考えてみると我が家は、家族全員、パソコンからスマホ、タブレット、全部アップルです。アップル依存度高し!!さらに時価総額ランキング2位はアマゾン。今日もアマゾンから購入しました。iPhoneで。。もう生活の隅々までアップルとアマゾンが浸透しています。当然僕だけではなく多くの日本人がそうなのでしょう。。全て株価に反映されていますよね・・・(汗

(裏)それにしても日本ボクシング連盟ひどすぎる!!山根会長、周辺幹部は全員退陣を!