#5147 コロナ禍後の明るい将来望む

Japan’s Emperor Hopes for Bright Future after Pandemic on His 61st Birthday

Japanese Emperor Naruhito, who turned 61 on Tuesday, has expressed hopes for a bright future after the coronavirus pandemic is overcome.

■チェック

・Emperor Naruhito 【日本】 天皇徳仁 → (現在の)天皇陛下
・turn _ _歳になる
・bright future 明るい将来
・(coronavirus) pandemic コロナ禍
・express hopes 希望を表す、述べる
・overcome ~を乗り越える

■対訳

「天皇陛下61歳の誕生日、コロナ禍後の明るい将来望む」

火曜日に61歳の誕生日を迎えられた天皇陛下は、コロナ禍を乗り越えた後の明るい将来への希望について述べられた。

■訳出のポイント

bright はもともと

「輝いている」 「光っている」

という形容詞。

ここから

「明るい」 「鮮やかな」 「輝かしい」 「華やかな」

といった意味で使われる単語となっています。

今日の場合は

bright future で

「輝ける将来」 「明るい将来」

ということですね。

そこで、

タイトルの

hopes for (a) bright future は

「明るい将来を望む」、

本文では

has expressed hopes for a bright future で

「明るい将来への希望を表した」

「明るい将来への希望について述べた」

となっています。

pandemic は

この1年ですっかり英字新聞の常連単語になってしまいましたね。

感染病などの 「全国的流行」 「世界的流行」

を意味する名詞ですが、

このところ英字新聞の中で頻繁に使われる

the coronavirus pandemic という表現は、

日本語で定着している

「コロナ禍」

と訳すとしっくりくると思われます。

そこで、今日の対訳でも

(coronavirus) pandemic = 「コロナ禍」

としています。

overcome は

「負かす」 「乗り越える」 という句動詞

come over

から逆転・派生した動詞。

敵などに 「打ち勝つ」、

困難、障害などを 「乗り越える」 「克服する」

という意味になっています。

そこで、本文末尾の

after the coronavirus pandemic is overcome

の部分は

「コロナ禍が克服された後に」 →

「(国民が)コロナ禍を乗り越えた後に」

というわけです。

2月23日に61歳の誕生日を迎えられた天皇陛下。

事前にお住まいの赤坂御所で臨まれた記者会見が公開されました。

その中で陛下は

「今しばらく、国民の皆さんが痛みを分かち合い、協力し合いながら、コロナ禍を忍耐強く乗り越える先に、明るい将来が開けることを心待ちにしております」

とコロナ禍後の希望について述べられた、というニュースでした。

■編集後記

天皇陛下のお誕生日恒例の記者会見については、眞子さまのご結婚をめぐるご発言に最も注目が集まっていたように思います。

「眞子内親王が、ご両親とよく話し合い、秋篠宮が言ったように、多くの人が納得し喜んでくれる状況になることを願っております」

という陛下のお言葉・・・眞子さまの今のお相手とのご結婚を喜ぶ人は決して多くはないと思います。ということは・・・

この世で一番シンプルで稼げる副業とは?発行人がインタビュー
https://youtu.be/QprnmUPnOcA

 

(裏)週末から昨日にかけては暖かかったですが・・今日は真冬・・・