Rare Ferrari F40 Goes up in Flames While on the Road in Japan
A Ferrari F40, that could be worth 100 million yen, burst into flames while it was traveling on the Hakone Turnpike, Kanagawa, Japan, and burnt down to a crisp.
■チェック
・rare 希少な
・go up in flames (=burn down to a crisp) 全焼する
・burst into flames 発火する
・be worth _ yen _円の価値がある、_円相当の
・travel (車が)走行する
■対訳
「日本、走行中の希少なフェラーリ F40 が全焼」
1億円相当とも言われるフェラーリ F40 が日本の神奈川県の箱根ターンパイクを走行中に発火し、全焼した。
■訳出のポイント
flame は
「炎」 「火炎」
という名詞。
そこで、タイトル中の
go up in flames は
「炎の中に入っていく」 → 「炎の中に消える」 →
「燃え尽きる」 「焼失する」 「全焼する」
という言い方になります。
while on the road は
直訳すると
「道路の上にいる間に」 「道路の上で」。
自動車などで
「道路を走行中に」
という意味でよく使われる表現になっています。
本文のカンマではさまれた
that could be worth 100 million yen は
文頭の A Ferrari F40 を修飾(説明)する文節ですね。
つまり、
「1億円の価値があるかもしれない(フェラーリ F40)」 →
「1億円相当とも言われる(フェラーリ F40)」
というわけです。
burst into ~ は
「急に(突然に)~の状態になる」「突然~し始める」
という言い方。
例えば
burst into tears だと
「突然涙の状態になる」 → 「突然泣き出す」
という具合です。
今日の場合は
burst into flames で
「突然炎の状態になる」 →
「突然燃え出す」 「(突然)発火する」 「炎上する」
という表現になっています。
crisp は
食感などが 「カリカリのもの」 「パリッとしたもの」
「サクサクしたもの」
を意味する名詞です。
形容詞形の
crispy 「カリカリの」 「パリパリの」 「サクサクの」
の方がなじみがあるかもしれませんね。
ここでは
burn down to a crisp で
「カリカリに焼け落ちる」 → 「(黒焦げになっ)全焼する」 の意。
つまり、
“跡形もないほど完全に焼けてしまう”
ことを強調する表現となっているわけです。
8日に神奈川県小田原市の有料道路・箱根ターンパイクを走行していた高級スポーツカーのフェラーリが全焼したというニュースです。
運転していた60代男性が走行中に車から煙が上がっているのに気づき、道路脇に停めたところ、車体から炎が上がっていたということです。
火は約1時間半後に消し止められましたが、フェラーリは全焼しました。
この車は F40 と呼ばれる現在は生産されていない希少な車種で、中古市場では1億円前後の値がつくこともあるといいます。
■編集後記
F40は本当、都内を車で移動する僕でさえ、1年に1度見られるかどうかという希少な車です。以前、麻布十番でランボルギーニ・ミウラが燃えた事件を思い出します。ともあれ、運転者と同乗者が無事だったのは何よりでした。ターンパイクは伊豆高原方面に行く時はよく利用しています。
(裏)月曜、晴れてて湿度が低いと気持ちいい一週間のスタートが切れますね!