Kei Nishikori Wins Fourth Straight Memphis Open
Kei Nishikori of Japan won his fourth straight Memphis Open title on Sunday, beating 18-year-old American Taylor Fritz 6-4, 6-4. It was Nishikori’s 11th career title and first since the Citi Open in Washington DC Last August.
■チェック
・win (one’s) _th straight title _連勝する
・_th career title (キャリア)通算_勝目
■対訳
「錦織圭、メンフィス・オープン4連覇」
日曜日、日本の錦織圭が米国のテーラー・フリッツ(18歳)を6-4、6-4で下し、メンフィス・オープンで4連勝を飾った。錦織にとっては昨年8月にワシントンDCで行われたシティ・オープン以来の優勝で、通算11勝目となった。
■訳出のポイント
「ストレート」 はすでに日本語として浸透していますが、
語源の straight は、もともと 「まっすぐな」 「一直線の」 という形容詞。
ここから、「連続した」 「間を置かない」 という意味にもなっています。
そこで、win _th straight title は
「_番目の連続勝利を果たす」 → 「_連勝する」 という言い方です。
スポーツ記事ではよく登場する表現なので、再確認しておきましょう。
本文頭の Kei Nishikori of Japan の of は根源・出所を表す前置詞で、「~から」 「~出の」 の意。
つまり 「日本出身の錦織圭」 「日本の錦織圭」 ということです。
career の語源は 「車」 を意味するラテン語の carrus で、原意は 「車の競争路」 → 「人生路」。
ここから、一生の 「経歴」 「生涯」 「履歴」、生涯の、あるいは専門的な 「職業」、さらにその職業での 「成功」 「出世」 といった意味にもなっています。
今日のようなスポーツ記事では、
ある選手の 「プロとしてのキャリアを通しての」 → 「通算の」
という意味で品種なので、注意してください。
例えば、野球で
「通算_本目のホームラン」 という場合は
_th career homer
と言います。
ここでは、_th career title で 「通算_勝目」 ということです。
米テネシー州メンフィスで行われた男子テニスのメンフィス・オープン。
日本の錦織圭が見事に4連覇を飾ったニュースです。
決勝の相手は米国期待の新星、18歳のテーラー・フリッツ。
公式試合では今回が初対戦ですが、ここ1、2年はシーズンオフの練習パートナーとして打ち合ってきた相手で、しかも錦織にとっては「練習試合では勝ったことがない」 ほどの強敵だそうです。
しかし本番では、ツアー参戦第3戦目で決勝戦まで勝ち上がってきた大成長株の若手を相手に、錦織が世界第7位の実力と経験を発揮。
フリッツをストレートで下し、大会史上初の4連覇という快挙を達成しました。
■編集後記
錦織くんの優勝ニュースは個人的にも嬉しいです!それにしても4連覇というのはそうとう相性のよい大会なのでしょうかね。メジャーこそ逃していますが、コツコツと勝利を重ねて頑張っていますね。ゴルフの松山英樹もそうですが、今年こそはメジャータイトルを取ってほしいですね!
(裏)気温は昨日と変わらないが風がない分暖かく感じます。