#4167 災害支援の 『コミュニティヘルプ』 機能導入へ

Facebook to Introduce “Community Help” Feature for Disaster Aid

Facebook announced its plan to add a new “Community Help” feature that becomes available at  times of disaster as a part of “Safety Check” to help
people in urgent need of food and shelter, etc.

■チェック

・introduce (a) feature 機能を導入する
・disaster aid 災害支援
・at times of disaster 災害時に
・people in urgent need of ~を緊急に必要とする人々
・shelter 避難所、避難場所
・etc. ~など

■対訳

「フェイスブック、災害支援の 『コミュニティヘルプ』 機能導入へ」

フェイスブックは、『セーフティチェック』 の一部として、災害時に活用できる新機能 『コミュニティヘルプ』 を加える計画を発表した。食料や避難場所などを緊急に必要とする人の支援が目的だという。

■訳出のポイント

feature はもともとは 「特徴」 「特色」 という名詞。

コンピュータや IT 用語では特色となる 「機能」 「性能」
と言った意味合いで使われます。

したがって、タイトルの

introduce “Community Help” feature

は「『コミュニティヘルプ』 機能を導入する」。

また、本文の

add a new “Community Help” feature では

「新しい 『コミュニティヘルプ』 機能を加える」 →

「新機能 『コミュニティヘルプ』 を加える」

ということです。

at the times of disaster は

「災害の時に」 「災害時に」

という言い方。

そして、become available は 「利用できるようになる」 なので、

(a new “Community Help” feature) that becomes
available at times of disaster

の部分は

「災害時に利用できるようになる(新機能『コミュニティヘルプ』)」 →

「災害時に活用できる(新機能『コミュニティヘルプ』」

の意味になります。

(be) in need of ~ は 「~ を必要として」。

今日の場合は、「緊急の」 「差し迫った」 という形容詞 urgent が加わって
in urgent need of ~ 「~を緊急に必要として」

となっています。

つまり

people (who are) in urgent need of food and shelter, etc.

「食料や避難所などを緊急に必要とする人(たち)」

ということです。

フェイスブックの “Safety Check” 「セーフティチェック」 は、利用者が自身の身の安全を知らせることができる安否確認機能。

それまでは自然災害時の利用のみでしたが、2015年のパリ同時テロ事件の際にも作動させ、24時間以内に410万人がこの機能を利用したといいます。

今回 FB が発表したのは、この 「セーフティチェック」 機能の一部として新たに導入する 「コミュニティヘルプ」。

自然災害やテロ、大規模事故などの際に活用可能となり、被災者に避難場所を提供したり、食料や輸送手段などの支援をするのに役立てる、ということです。
■編集後記

海外のミステリーを暇なとき読んでますが、今から10年以上前に書かれたものと最近のものを比較して明らかに違うなと思うのは、ツイッター、フェイスブック、グーグルといった言葉が文章中によく出て来るということです。もうツイッターやフェイスブック、あるいはグーグルというのは社会的なインフラなんですね。今、トランプ発言で嫌が追うでもツイッターが毎日テレビに出てます。大統領が意思を表明する媒体としてのツイッター。やはりフェイスブック
としてはなんとか巻き返しを図りたい、という意図もあるのでしょうか。
(読みすぎかな?)

 

(裏)禁酒・油抜き5日目突入。がんばってます!