Champs-Elysees Goes Car-free Once A Month
The Champs-Elysees became a pedestrians’ paradise on Sunday as part of a new program to ban traffic from the most famous avenue in Paris once a month, aiming at reducing CO2 emissions.
■チェック
・Champs-Elysees シャンゼリゼ通り
・car-free 自動車禁止の → 歩行者天国の
・pedestrians’ paradise 歩行者天国
・ban traffic 交通規制をする
・avenue 大通り
・aim at ~を目指す
・reduce CO2 emissions 二酸化炭素排出を削減する
■対訳
「シャンゼリゼが歩行者天国に、月1回」
パリで最も有名な大通り・シャンゼリゼが日曜日に歩行者天国となった。月に1度、交通を規制する新計画の一環で、二酸化炭素排出の削減をねらう。
■訳出のポイント
Champs-Elysees 「シャンゼリゼ」 は、「オー・シャンゼリゼ」 の歌でもおなじみのフランス首都パリにある大通りの名称。
今日は、このシャンゼリゼ通りが
pedestrians’ paradise 「歩行者天国」
になったという話題です。
free は 「自由な」 という意味の形容詞としてよく知られていますね。
この free を用いて
_-free という名詞と組み合わせた複合形容詞にすると
「_から自由な」 → 「_がない」 → 「_禁止の」
という言い方になります。
例えば、
smoke-free 「煙(=タバコ)がない」 → 「禁煙の」
という具合です。
そこで、今日のタイトルの
car-free は 「車のない」 → 「自動車禁止の」 → 「歩行者天国の」
の意味になっているわけです。
ban は 「~を禁じる」 「~を禁止する」 という動詞。
英字新聞では 「禁止」 という名詞としても頻出ですね。
ここでは、ban traffic で
「交通を禁止する」 → 「交通を規制する」
となっています。
aim はもともと銃などで 「的をねらう」 という動詞。
ここから、aim at ~ は
「~をねらう」 「~を目指す」 「~を目的とする」
といった意味でしばしば使われる表現です。
したがって、文末の
aiming at reducing CO2 emissions の部分は
「二酸化炭素排出を削減することをねらう」→「二酸化炭素排出の削減をねらう」
ということです。
日中は多くの車でとても混雑するパリのシャンゼリゼ通りで8日、
毎月1回の歩行者天国が始まりました。
環境問題に力を入れるパリのイダルゴ市長が、二酸化炭素の排出を削減するために導入を決めたもので、市中心部のコンコルド広場から凱旋門手前の交差点までの約1.5キロが対象。
正午ごろから交通規制が始まると、待ち望んでいた多くの市民や観光客が一斉に通りへ繰り出し、散策を楽しんだということです。
■編集後記
海外のスーパーに行きマーガリンを買おうとすると FAT FREE!なんてよくみかけますね。脂肪分0ということです。卵のパックには salmonella free なんて書いてあることもあります。これはサルモネラ菌に汚染されてません、という意味です。
(裏)にんじんのいぶりがっこ・・・うーん、微妙。。