WWF Report: World Wildlife Falls by 58% in 40 Years
The latest World Wildlife Federation report says that global wildlife populations have declined by 58% between 1970 and 2012, suggesting human activity is largely to blame.
■チェック
・WWF (World Wildlife Federation) 世界自然保護基金
・wildlife (population) 野生生物の数
・fall (=decline) by _% _%減少する
・suggest ~を示唆する
・human activity 人間の活動
・(be) largely to blame 大部分は~の責任である
■対訳
「世界の野生生物が40年で58%減少:WWF 報告」
世界自然保護基金の最新レポートによると、世界の野生生物の数は1970年から2012年の間に58%減少した。主な原因は人間の活動にあるという。
■訳出のポイント
WWF という機関は、日本でもすっかりおなじみですね。
英語の正式名である
World Wildlife Federation
もしっかり確認しておきましょう。
そして、日本語の正式名は 「世界自然保護基金」 です。
wildlife という単語自体は 「野生生物」 と訳されます。
したがって、タイトルの world wildlife は 「世界の野生生物」、
本文の
global wildlife population は 「世界の野生生物の個体数」→ 「世界の野生生物の数」
ということです。
fall はもともと 「落ちる」 「落下する」 という動詞で、数量などが「減少する」 「減る」 の意でも頻出です。
一方 decline は 「傾く」 → 「下を向く」 → 「低下する」 という動詞で、やはり 「減少する」 の意味にもなっています。
そこで、fall by _% と
decline by _% は
どちらも 「_%減少する」 という表現です。
largely は 「大部分は」 「主に」 という副詞。
(be) to blame が 「責めを負うべきである」 「責任がある」 という言い方なので、
be largely to blame で
「大部分の責めを負うべきである」 → 「主に~の責任である」
となります。
したがって、文末の
suggesting human activity is largely to blame
の部分は
「主に人間の活動の責任であると示唆する」 →
「主な原因は人間の活動にあるという」
ということです。
世界の野生生物の個体数が、1972年から2012年の間に、58%減少したという WWF のレポート。
このままの傾向が続けば、2020年までには67%が減少する見通しだそうです。
レポートではまた、人口の増加から農地化や都市化で野生生物から土地が奪われていること、環境汚染、狩猟、気候変動など、人間の活動が主な原因だとしています。
■編集後記
最近、イノシシの被害が凄いですよね。僕は群馬県の草津に別荘がありちょくちょくいくのですが、イノシシの家族を時々みかけたりします。また先日はゴルフの帰りに体調1メートルを超える大きなイノシシをみかけした。別荘地の管理人からも夜に一人で出歩かないようにと警告をもらいました(汗)
(裏)しばらく好天が続くようです。車洗おうかな。。