#4244 ロンドン中心部でテロ、6人死亡

Terror Attack Strikes Central London, Killing 6

Six people were killed and more than 30 were injured in a terror attack in central London late Saturday night, which began when a van rammed into pedestrians on London Bridge and ended with stabbings at a restaurant in nearby Borough Market. Three suspects were shot dead by police.

■チェック

・van バン、ワゴン車
・ram into pedestrians 歩行者らに突っ込む
・end with ~で終わる
・stabbing 刺すこと、刺傷事件
・nearby 近くの
・suspect 容疑者
・(be) shot dead 射殺される

■対訳

「ロンドン中心部でテロ、6人死亡」

土曜日夜半に、ロンドン中心部でテロ事件が発生し、6人が死亡、30人以上が負傷した。まずはロンドン橋でワゴン車が歩行者らの中に突っ込み、その後、近くのバラマーケット内のレストランで複数の人が刺されたという。警察は容疑者3人を射殺した。

■訳出のポイント

strike は 「~を襲う」 という動詞。

そこで、今日のタイトル

Terror Attack Strikes Central London は

「テロ攻撃がロンドン中心部を襲う」 →

「ロンドン中心部でテロ事件が発生する」

ということです。

本文の第1文では、関係代名詞 which が

a terror attack 「テロ事件」

を受けていることに注意しましょう。

すると、文後半の

which began when a van rammed into pedestrians
on London Bridge and ended with stabbings at
restaurants in nearby Borough Market

の部分は、直訳すると

「(テロ事件は)ロンドン橋でワゴン車が歩行者らの中に突っ込んだ時に始まり、近くのバラマーケット内のレストランにおける刺傷事件で終わった」。

つまり

「最初に(=まずは)ロンドン橋でワゴン車が歩行者らの中に突っ込み、最後に(=その後)、近くのバラマーケット内のレストランで複数の人が刺された」

ということです。

動詞 ram は

「~に衝突する」 「~に故意に当てる」 → 「~に衝突させる」。

ram into ~ で

「~の中に衝突させる」 → 「~に突っ込む」 の意になります。

したがって

a van rammed into pedestrians on London Bridge で

「ワゴン車が、ロンドン橋の上で歩行者に向かって突っ込んだ」

となるわけです。

最近、車で人混みなどに突っ込む形のテロが多発していて、その度に報道ではこの ram into という表現が使われています。

悲しいことに、この英字新聞でも頻出の言い方となってしまいました。

ちなみに、Borough Market 「バラマーケット」はロンドン橋のすぐ南にあるロンドン屈指の食材マーケット。

12世紀前からこの地にあったという、ロンドンで最も古い市場です。

近年はロンドン市民のオーガニック志向やグルメ化で、市場もおしゃれに進化。

もともと、テムズ川南岸の歴史豊かな地域で観光客も多く、周辺はレストラン、バーなどが立ち並ぶにぎやかな場所となっています。

今回のテロは、こういった場所で土曜の夜を楽しんでいたロンドンっ子、および観光客を狙ったということでしょう。
■編集後記

私の知人女性が実は今回のテロ現場の近くに住んでました。
彼女曰く、

「今回のテロがあった場所はまさしく私が住んでいた地域です。
ロンドン橋のすぐわき、バラマーケットの隣に4年間いたので、本当にショックです。橋は毎日のように歩いて渡っていましたし、バラマーケットでの買物・飲食も日常茶飯事でした。」

とのことです。。観光客も多いでしょうけど、地元の住民も多く住んでいるような場所なんですよね。東京でいえば例えば代官山とかあのへんのイメージなのでしょうか。

週末に草津の別荘に通う生活が再開しました。草津はけっこう交通の便がいまひとつの不便な場所(都心から車で3時間半)ですが、同じ群馬県の秘湯、宝川温泉に今、外国人観光客が押し寄せてるそうです。宝川温泉は川を挟んで男女混浴の大きな露天風呂があります。

驚いたことに旅館(汪泉閣)の従業員のおばちゃんが英語でしっかり接客をしていました。社長が陣頭指揮をとって従業員に英会話をマスターさせ、海外のメディアに広告を打ったりしているようです。さらに旅行客が混浴体験をSNSで拡散し、どんどん温泉の知名度が高まります。

やはり英語をマスターするとチャンスが一気に広がりますね。

経営者の方はぜひ英会話をマスターしましょう。
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(裏)東京の梅雨入りはもうすぐですかね?去年は今日6月5日でしたが・・