3.2 Million People Addicted to Gambling in Japan
About 3.2 million people, or 3.6% of the adult population in Japan, are estimated to have had a gambling addiction at least once in their lives, according to a survey by the Ministry of Health, Labour and Welfare.
■チェック
・(be) addicted to ~ ~の依存症である
・adult population 成人人口
・be estimated to ~と推定される
・have a gambling addition ギャンブル依存症である
・survey 調査
・Ministry of Health, Labour and Welfare 【日本】厚生労働省
■対訳
「日本、320万人がギャンブル依存症」
厚生労働省の調査によると、日本の成人人口の3.6%にあたる320万人が、生涯で一度はギャンブル依存症にかかったことがあると推定される。
■訳出のポイント
(be) addicted to ~ は
「~の中毒になっている」 「~の依存症である」
という言い方。
addicted to gambling で 「ギャンブル依存症である」
ということです。
一方、addiction は
「依存(症)」 「中毒」 という名詞。
そこで、
gambling addiction だと
「ギャンブル依存症」
になります。
have a gambling addiction で
「ギャンブル依存症を持っている」 →
「ギャンブル依存症にかかる」 「ギャンブル依存症である」
ということです。
estimate は
「推定(推測)する」 「見積もる」
という動詞ですね。
ここでは、
be estimated to ~ 「~だと推定される」
という言い方になっています。
つまり、
are estimated to have had a gambling addiction at least once in their lives
の部分は
「少なくとも生涯に一度はギャンブル依存症にかかったと推定される」
というわけです。
survey の語源は 「調べる」 という意味のフランス語 surveeir。
ここから、
(詳細に)(綿密に)「調査する」 「調べる」
という動詞であると同時に、
「調査」 「検査」 「アンケート」
という意味の名詞としても、しばしば登場する語となっています。
according to a survey by the Ministry of Health, Labour and Welfare で
「厚生労働省による調査によれば」 → 「厚生労働省の調査によると」
ということです。
厚生労働省が行なった調査では、日本全国で成人人口の3.6%にあたる約320人が過去にギャンブル依存症が疑われる状態になったと推定。
この数字を諸外国と比較してみると、オランダの1.9%、フランスの1.2%など、日本での割合が高いことがわかります。
統合型リゾート整備推進法の施行による国内カジノ解禁を見据えると、ギャンブル依存症対策は大きな課題になりそうです。
■編集後記
日本ではカジノがありませんが合法カジノのパチンコやパチスロがいたるところにあります。駅前だろうが郊外のファミレスの隣だろうがあらゆる場所にあります。生活圏に隣接どころか浸透しています。日本人にとってはこれが普通でも、海外ではありえない風景なのです。とはいえこれらパチンコやパチスロは巨大なひとつの警察利権となっています。また警察庁、警視庁、地方警察キャリアの重要な天下り先でもあるのです・・・
(裏)1級船舶試験、試験後自己採点したら100点満点!!