US PGA Championship: Brooks Koepka Wins
Brooks Koepka won his third major title by holding off resurgent Tiger Wood to claim the 100th PGA Championship. Woods mounted a charge in the final round but came up two shots short at the end.
■チェック
・US PGA Championship 【ゴルフ】全米プロ選手権
・hold off ~を撃退する、退ける
・resurgent 復帰した、再生した
・mount a charge 猛追する
・come up _ shots short _ 打およばない → _打差で敗れる
・at the end 最後には、最終的には
■対訳
「ゴルフ全米プロ選手権:ブルックス・ケプカが優勝」
第100回全米プロ選手権では、復活をとげたタイガー・ウッズを退けたブルックス・ケプカが優勝を果たし、メジャー3勝目をあげた。ウッズは最終ラウンドで猛追を見せたが、最終的には2打およばなかった。
■訳出のポイント
hold off は
人・敵・攻撃などを 「寄せつけない」 「撃退する」 「退ける」
という句動詞。
また、resurgent は
「生き返った人」 「再起した人」
という名詞で、
「生き返った」 「再起の」 「復活の」 「復帰の」
という形容詞としても用いられます。
そこで、
本文第1文を直訳すると
Brooks Koepka won his third major title by holding off resurgent Tiger Wood to claim the 100th PGA Championship
「ブルックス・ケプカは、第100回全米プロ選手権(の優勝)を勝ち取るために、復活したタイガー・ウッズを退けることで、3つ目のメジャー勝利を飾った」。
つまり、
「ブルックス・ケプカは、復活したタイガー・ウッズを退けて、第100回全米プロ選手権で優勝し、メジャー3勝目をあげた」 →
「第100回全米プロ選手権では、復活をとげたタイガー・ウッズを退けたブルックス・ケプカが優勝を果たし、メジャー3勝目をあげた」
というわけです。
名詞 charge は
「料金」 「責任」 「告訴」 など
様々な意味で登場する重要単語。
今日の場合は、
「攻撃」 「突撃」
という意味になっています。
行動などに 「取りかかる」 「実施する」
という動詞 mount を組み合わせた
mount a charge で
「攻撃に取りかかる」 「攻撃をしかける」 の意で、
日本語の
「猛追する」 「猛追をかける」
に当たる言い方になっています。
come up short は
期待・目標・基準などに 「足りない」 「およばない」 「達しない」
という言い方。
come up _ shots short で
「_打足りない」 「_打およばない」 → 「_打差で敗れる」
ということですね。
男子ゴルフ米国ツアーメジャー最終戦、第100回全米プロゴルフ選手権。
ブルックス・ケプカがタイガー・ウッズの猛烈な追い上げをかわし、見事な優勝を飾りました。
2連覇中の全米オープン選手権に続く、メジャー3勝目。
全米オープンと全米プロの同一年2冠は、史上5人目の快挙です。
また、2位のタイガー・ウッズも、最終ラウンドでは全盛期を彷彿させるようなゴルフで観客を沸かせてくれました。
メジャー制覇は2008年の全米オープンが最後、ツアー優勝からも5年遠ざかっているウッズですが、全英オープンでは6位タイ、そして今回の全米プロでは堂々の2位。
42歳にしてメジャーで優勝を争う力を取り戻してきている姿に、興奮しているファンも多いことでしょう。
■編集後記
ものすごいプレッシャーの中で集中力をキープするケプカもすごいですが、個人的にはタイガーの復活に驚き、感動しています。42歳にして、まるで不死鳥のようですね。こうなったら、もう一度メジャー勝利を見せてほしいですね!
(裏)今年初めて新潟でゲリラ豪雨を体験。凄かったです!