2 Dead in London Bridge Attack
A man armed with a knife killed two people and injured three near London Bridge, Central London, on Friday before being shot dead by police.
■チェック
・London Bridge 【英国】ロンドン橋
・attack 襲撃
・armed with a knife 刃物を持っている
・be shot dead 射殺される
■対訳
「ロンドン橋で襲撃、2人死亡」
金曜日にロンドン中心部のロンドン橋付近で、刃物を持った男が2人を殺害し、3人にけがを負わせた。男はその後、警察に射殺された。
■訳出のポイント
attack はもともと
「~を攻撃する」 「~を襲う」
という動詞。
ここから
「攻撃」 「襲撃」
という名詞としても頻出ですね。
動詞 arm は
「武器を身につける」 「武装する」
の意なので、
be armed with ~ で
「~で武装している」 「~を身につけて(武装して)いる」
という言い方になります。
今日の場合は
a man armed with a knife なので
「刃物を身につけている男」 「刃物を持った男」
となっています。
shoot dead は
「射殺する」
という言い方。
本文末尾の
before being shot dead by police
の部分は、直訳すると
「警察によって射殺される前に」。
つまり、本文全体では
「金曜日にロンドン中心部のロンドン橋付近で、刃物を持った男が、警察に射殺される前に、2人を殺害し、3人にけがを負わせた」
ということですね。
対訳では、末尾の部分を独立させて、
「金曜日にロンドン中心部のロンドン橋付近で、刃物を持った男が2人を殺害し、3人にけがを負わせた。男はその後、警察に射殺された」
としているわけです。
29日午後、英ロンドン中心部のテムズ川にかかるロンドン橋そばの建物で、人が刺されたとの通報があり、警察が急行。
事件が起きた建物では、ケンブリッジ大の研究者が関わる刑事司法と教育に関するイベントが行われており、容疑者は会場内で無差別に刃物で人を刺したといいます。
その後、逃走して橋の上に移動、会場に居合わせた人や通行人らが協力して容疑者を取り押さえましたが、自爆ベルトに手をかけようとしたため警察官に撃たれた、という経緯のようです。
容疑者はアラブ系英国籍の28歳で、2012年にテロ容疑で有罪となり、18年12月に刑務所から出所していました。
■編集後記
2017年にもロンドン橋近くで悲惨なテロ事件がありました。今回は犯人がテロで有罪判決を受けた元受刑者だと判明。元受刑者による再犯罪のリスクを理解し、その行動監視に十分に対応がとられていたかどうか。。。議論を呼びそうですね。
(裏)朝からかなりの雨。。気温が上がるみたいなので良いのですが寒い・・・