#5721 時価総額が3兆ドル超に

Apple Is Now Worth More Than $3 Trillion

Apple has become the world’s first publicly-traded company to have a market value of $3 trillion or more at the close of Wall Street’s trading day on Friday.

 

■チェック

・worth _ _の価値がある
・trillion 兆
・publicly-traded company 上場企業、株式公開企業
・market value 時価(総額)
・at the close of ~の終了時に
・Wall Street ウォール街 → NY株式市場

 

■対訳

「アップル、時価総額が3兆ドル超に」

アップルは金曜日、NY株式市場の終値で時価総額が3兆ドルを超える世界初の上場企業となった。

 

■訳出のポイント

worth は「~に値する」という形容詞。

金額を表す語を伴うと「_の値打ちがある」「_の価値がある」という意味になります。

今日のタイトルでは Apple is now more than $3 trillion で「アップルは現在、3兆ドルを超える価値がある」ということですね。

企業の価値=時価総額を表す言い方となっています。

つまり、本文の (publicly-traded company to) have a market value of $3 trillion or more「3兆ドルあるいはそれ以上の時価総額を有する(上場企業)」→「時価総額が3兆ドルあるいはそれ以上の(上場企業)」を簡潔に言い換えているわけです。

publicly-traded は直訳すると「公に取引された」。

ここから publicly-traded company で「(株式が)公に取引された企業」→「株式公開企業」「上場企業」となっています。

Wall Street「ウォール街」は米ニューヨーク市マンハッタンの南端部にあるストリートのひとつ。

その通りの周辺を含めて、世界的な金融街として知られるため、「米金融街」→「米金融業界」あるいは、ウォール街にある「ニューヨーク証券取引所」→「NY 株式市場」を指す表現としてもよく使われています。

そこで at the close of Wall Street’s trading day の部分は「NY株式市場の取引日の終了時に」→「NY株式市場で大引け時に」→「NY株式市場の終値で」ということですね。

米IT大手アップルの時価総額が、6月30日のニューヨーク株式市場の終値で、約3兆500億ドル(約440兆円)に達しました。

時価総額が終値で3兆ドルを超えるのは世界で初めてのことです。

アップルの時価総額は2018年8月に米企業としは初めて1兆ドルを突破、2020年8月には2兆ドルを超えています。

そして、2022年1月には取引時間中に1時3兆ドルを超えたものの終値では届いていませんでした。

その後、2022年中は新型コロナの影響などで株価が停滞していましたが、今年に入って堅調が続き、現時点で2023年の伸び率は約50%ということです。

 

■編集後記

考えてみるとパソコンはMAC、スマホはiPhone、タブレットはiPad-miniと、もはや私はアップル無しには生活ができない状態です。しかもそれら3つのデバイスに、いまこの瞬間を含めて触れている時間は何時間になるのだろうと考えてみると、食事、睡眠、風呂、ジョギング以外はほとんど触れています(汗)あ、ジョギング中もiphoneで音楽を聞いているんだった!(汗)あ、さらに、お風呂とベッドにもiPad-miniを持ち込んで本を読んでました。。・・・となると1日15時間くらいはApple製品を使用していることになります・・この文章を読むあなたももしかしたら同じような状況かもですね。しかも言うまでもなく、Appleは米国企業。身の回りの必需品で日本企業ものがどんどん少なくなっていきますね・・・

 

(裏)叔父さんから生きたサザエを頂いた!今日はサザエの刺し身とつぼ焼き。サザエ三昧・・・