JAL Plane Evacuated After Cabin Smoke at New Chitose Airport
More than 150 passengers and crew were forced to evacuate a Japan Airlines jet at the snow-covered New Chitose Airport in northern Japan on Tuesday after an engine problem apparently caused smoke to enter the cabin before takeoff.
■チェック
・evacuate 避難する → 緊急脱出する
・cabin smoke 機内の煙
・(be) forced to V ~せざるを得ない
・snow-covered 雪に覆われた
・apparently ~と思われる
・cause … to V …に~させる
■対訳
「新千歳空港で緊急脱出、JAL機で機内に煙」
火曜日に雪に覆われた日本北部の新千歳空港で、乗客150人以上と乗員が日本航空のジェット機から緊急脱出する事態が発生した。離陸前の同機にエンジン不具合によって煙が機内に入り込んだと思われる。
■訳出のポイント
evacuate は 「~から避難する」 という意味で頻出の動詞。
そこで、今日の本文では
evacuate a Japan Airlines jet で
「日本航空のジェット機から避難する」 →「日本航空のジェット機が緊急脱出する」
となっています。
ただし、この evacuate は、危険な場所などを、その場にいる人などを避難させて 「空(から)にする」 という意味でも使われ、今日もタイトルではこちらの用法で登場しているので注意してください。
つまり、
JAL Plane (is) evacuated で
「JAL機が(人を避難させて)空にされた」 → 「JAL 機で緊急脱出が行われた」「JAL機で緊急脱出という事態が起こった」 ということです。
cabin は飛行機や船舶などの 「客室」 なので、cabin smoke は厳密には 「客室の煙」 ですが、対訳では 「機内の煙」 としています。
つまり、「機内で煙が出た」 ということです。
force は 「~を強要する」 「~を強いる」 という動詞で、
force (人) to V で
「(人)にVすることを強要する」 「(人)にVさせる」
という言い方。
今日の場合は、受動態で
be forced to V で
「Vすることを強要される」 「Vすることを余儀なくされる」 →
「Vせざるを得ない」 という形になっています。
そこで、文頭の
More than 150 passengers and crew were forced to evacuate a Japan Airlines jet
の部分は
「乗客150人以上と乗員が日本航空のジェット機から避難することを余儀なくされた」 →
「乗客150人以上と乗員が日本航空のジェット機から緊急脱出するという事態が発生した」
ということです。
cause は 「~を引き起こす」 という動詞。
cause … to V で
「…がVすることを引き起こす」 → 「…に~させる」
という表現になります。
ここでは、
an engine problem (apparently) caused smoke to enter the cabin
で
「エンジンの不具合が、煙が機内に入ることを引き起こした」 →「エンジン不具合によって煙が機内に入り込んだ」
ということです。
そして、( )のapparently は 「~らしい」 「~のようである」の意なので、全体では
「エンジン不具合によって煙が機内に入り込んだと思われる」
となるわけです。
北海道の新千歳空港で、乗客乗員165人が乗った日本航空の旅客機が誘導路を走行中にエンジンから煙が出て、全員が緊急脱出するという事態が発生しました。
日本航空は、
「誘導路を走行中に右エンジンに不具合が発生し、煙が機内に入ってきたため、お客さまに緊急脱出していただきました」
としています。
乗客乗員は脱出用スライドを使って避難したということです。
乗客のうち女性3人が腰や首の痛みを訴え、病院で手当てを受けたほか、男性1人が体調不良を訴えていますがいずれも症状は軽いといいます。
■編集後記
JALは事故の原因を徹底究明して欲しいですね。
ところで!!
先日、英語は書いたり読んだりできるのですがリスニングがさっぱりダメです。どうすればリスニング力を付けられますか?
と質問を頂きました。
簡単に言えば「頭」から意味を取っていくことができれば
リスニング力は大幅にアップします。
英語ができない人に共通のパターン。
それは「返り読み」。
日本人は動詞を最後に持ってきます。
I read と来たら、
次の目的語である書籍名が現れるまで
訳し始めず、待ってるのです。
「私は・・・」で止まってしまいます。
それでは日本語脳から脱することはできません。
I read と来たら、
「私が読んだのは」
と頭から訳します。
read の目的語である書籍名を待つ必要がありません。
同様に
I think と来たら、「私が思うには」 です。
I listen to と来たら「私が聴くのは」です。
「私は」で止まったら行けないのです。
日本語のように動詞を待っていたらダメです。
こういう思考法を直読直解といいます。
リスニング力を向上させる、というのは
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
この耳に入ってきた順番で理解する、直読直解力を向上させることに他なりません。
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それが、これ。
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この本を読めば、あなたの英語力は飛躍的に高まります。
今まで聞こえなかった単語がガンガン聞こえるようになりますよ。
(裏)お昼にシチューを食べました。2日前につくったやつ(笑