Britain’s Queen Elizabeth II Marks 90th Birthday
Queen Elizabeth II reached her 90th birthday on Thursday as Britons celebrated another milestone for the kingdom’s longest-reigning monarch with great eclat.
■チェック
・mark one’s _th birthday _歳の誕生日を祝賀(記念)する
・reach one’s _th birthday _歳の誕生日を迎える
・Britons 英国民、イギリス国民
・milestone 画期的な出来事、節目
・kingdom 王国
・longest-reigning monarch 在位最長君主
・with great eclat 盛大に
■対訳
「英国の女王エリザベス2世、90歳を祝賀」
英国の女王エリザベス2世が木曜日に90歳の誕生日を迎え、イギリス国民は同国の在位最長君主が達した新たな節目を盛大に祝った。
■訳出のポイント
動詞 mark は 「跡(印)をつける」 の意ですが、特別な出来事を「記念する」 「祝賀する」 の意味でもしばしば使われます。
そこで、mark one’s _th birthday で
「_歳の誕生日を祝賀(記念)する」
という言い方になります。
Briton はもともとは、ローマ軍侵入の頃イングランド南部に住んでいたケルト族の 「ブリトン人」 を意味する言葉。
ただし、現在では 「英国人」 「イギリス人」 の意味で用いられることが多くなっています。
特に British や Englishman に比べて字数が少ないため、報道記事や新聞の見出しなどでは好んで使われる語です。
今日の場合は、the Britons と複数形で
「イギリス人たち」 → 「イギリス国民」 の意味になります。
milestone は本来、日本の “一里塚” に当たる 「マイル標石」 を指す語。
ここから、歴史や人生に於ける 「画期的な出来事」 「節目」 といった意味でよく使われます。
kingdom は 「王国」。
ここでは the kingdom 「その王国」 で、イギリスの正式名称である
the United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland
「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」
のことを指しているわけです。
そして、reigning は 「君臨している」 「在位の」 で monarch が「君主」 なので
the kingdom’s longest-reigning monarch の部分は
「その王国(=イギリス)の最も長く在位している君主」 →「イギリスの在位最長君主」 ということです。
eclat はもともと仏語で、「名声」 「栄光」 「喝采」 「賞賛」 などの意。
with great eclat で 「大喝采で」 → 「盛大に」 という表現になっています。
ここでは、celebrate ~ with great eclat で
「~を盛大に祝う」ということです。
では、これらを踏まえて、本文の後半の as 以下を訳してみると…
「イギリス国民はその王国の在位最長君主のために、新たな節目を盛大に祝った」 →
「イギリス国民は同国の在位最長君主が達した新たな節目を盛大に祝った」
となるわけです。
英国女王エリザベス2世が、21日に90歳の誕生日を迎えたニュースです。
高齢にもかかわらず、94歳の夫・フィリップ殿下とともに健康状態は良好で、王室に対する人気・支持も安定しています。
1952年に25歳の若さで即位したエリザベス女王は昨年9月に同国君主の最長記録を更新しました。
それが一つの大きな milestone 「節目」 だったわけで、今日の記事では、今回の90歳の誕生日を
another milestone 「新たな節目」 と表現しています。
4月21日は女王の実際の誕生日ですが、英王室の慣習では気候の良い6月の土曜日に改めて “公式誕生日” の行事が催されることになっていて、今年は6月11日に予定されているということです。
■編集後記
エリザベス女王の趣味はクロスワードパズルと乗馬だそうです。英国競馬のパトロンであり、馬主でもある。優勝馬を何頭も所有し、G1も制しています。これからもまだまだ英国の象徴として頑張って欲しいです。
(本日公開終了)
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(裏)今週もあっという間だったな・・