#4224 ボコ・ハラム、拉致の女子生徒82人を解放

82 Abducted Schoolgirls Freed by Boko Haram in Nigeria

Islamic militant group Boko Haram have released 82 out of 276 schoolgirls they abducted in north-eastern Nigeria three years ago.

■チェック

・abduct 拉致する
・free (release) 解放する
・Boko Haram ボコ・ハラム(ナイジェリアのイスラム教過激派組織)
・Islamic militants group イスラム教過激派組織

■対訳

「ナイジェリア: ボコ・ハラム、拉致の女子生徒82人を解放」

イスラム教過激派組織のボコ・ハラムが、ナイジェリア北東部で3年前に拉致した女子生徒276人のうち82人を解放した。

■訳出のポイント

abduct は 「(人を)誘拐する」 「かどわかす」 という動詞。

kidnap とともに 「拉致する」 の意味で登場することも多い単語です。

また、schoolgirl は文字どおり 「学校の女子」 → 「女子生徒」 なのでタイトルの

82 abducted schoolgirls は

「拉致された82人の女子生徒」 → 「拉致された女子生徒82人」

ということです。

free は 「自由な」 という意味の形容詞として誰でも知っている基本単語ですね。

今日の場合は、「自由にする」 → 「解放する」 「釈放する」 という動詞として登場しているので気をつけましょう。

ここでは、タイトル中なので省略されている be 動詞を補い

82 abducted schoolgirls (are) freed by Boko Haram in Nigeria

と考えると

「ナイジェリアで拉致された82人の女子生徒がボコ・ハラムによって解放される」

というわけです。

また、この動詞 free は本文では release に置き換えられていますね。

release の方は、語源が 「ゆるめる」 という意味のラテン語 relaxare 。

ここから、原意は 「元どおりにゆるめる」 で、

「解き放す」 「自由にする」

という意味の動詞になっています。

out of ~ は 「~の中から」 という表現。

9 out of 10

「10の中から9」 → 「10のうち9」
のように、前後に数字が置かれるケースがよく見られます。

今日の場合も

82 out of 276 schoolgirls で

「276人の女子生徒の中から82人」 →「女子生徒276人のうち82人」

ということです。

Boko Haram 「ボコ・ハラム」 はナイジェリアのイスラム原理主義過激派組織。

Boko とは、ナイジェリア北部を中心に使われているハウサ語で「西洋式の非イスラム教育」を意味し、Haram はアラビア語で 「罪」の意味だそうです。

つまり、 Boko Haram で 「西洋の教育は罪」 というわけです。

その名の通り、西洋式教育を攻撃するだけではなく、西洋文明および現代科学一般を敵視する組織です。

また、異教徒だけでなく、過激思想を受け入れないイスラム教派も攻撃対象としてテロを実行する残虐な体質が知られています。

今日の記事では、このボコ・ハラムが2014年4月にナイジェリア北東部ボルノ州の学校から276人の女子生徒を拉致した事件の続報をお伝えしました。

この事件では拉致直後に57人が自力で脱出し、2016年10月には21人が解放されるも、依然約110人の行方がわかっていませんでした。

ナイジェリア政府筋の話によると、今回は同国治安当局に拘束されているボコ・ハラム戦闘員を釈放する代わりに、女子生徒82人の身柄が引き渡されたということです。

解放された生徒らはカメルーンとの国境付近にある軍施設に移送され、今後首都アブジャで医師の診断を受けた後、家族と再会する予定だといいます。

■編集後記

先日、近所の行きつけの居酒屋に行くと新人の女子店員がいたんです。まだ20代前半かな?「新人さん?」「そうです」みたいな会話を交わしました。声も小さく、なんとなく気がきかなそうな、接客に向いているのかな?と感じました。

ところがその後、外国人の旅行客と思わしき2人組が入ってきたら、いきなり英語で席を案内し、メニューの説明もペラペラ英語で話します。

「おお!!」っとびっくりしました。

あとでつかまえて聞くと2年間ニュージーランドに留学していたそうです。

また飲食店での英会話というのは言葉の世界が限定されているのですごく覚えやすいのだそうです。

店長にいい子雇ったね、と言ったら英会話が出来る子が欲しかったそうです。

最近、外国人のお客が増えて時々お店とお客間のコミュニケーョンで問題が生じることが増えているそうです。

うーん、英会話ができるというのは本当に様々な場面で生かされてくるんですね。

また英会話ができるということはそれだけで世界が広がります。人脈も広がります。

皆さんもぜひ英会話をマスターして世界を広げましょう。

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