South Korea Says: Kim Jong-un ‘Ready to Talk with Japan’
North Korean leader Kim Jong-un is willing to hold talks with Japan’s Prime Minister Shinzo Abe any time, South Korea’s Blue House, two days after a historic inter-Korean summit.
■チェック
・be willing to ~する用意がある
・hold talks with ~と会談する
・Blue House 【韓国】 青瓦台 =大統領官邸 → 韓国大統領府
・inter-Korean summit 南北(朝鮮)首脳会談
■対訳
「韓国:北は 『日本と対話する用意がある』」
北朝鮮指導者の金正恩氏は、いつでも日本の安倍晋三首相と対談する用意がある、という。歴史的な南北首脳会談の2日後に、韓国大統領府が伝えた。
■訳出のポイント
ready は
「用意ができた」 「準備ができた」
の意味でおなじみのという形容詞ですね。
be ready to V で
「~する用意(準備・心づもり)がある」 「いつでも~できる」
という言い方になります。
今日のタイトルでは be 動詞が省略されていますが、
(is) ready to talk with Japan で
「日本と話し合いをする用意がある」 → 「日本と対話する用意がある」
ということです。
また、本文では
be willing to V
「快く~する」 「~するのをいとわない」 →
「~する意思(用意)がある」 「~するのに前向きである」
という表現で言い換えられています。
is willing to hold talks with Japan’s Prime Minister Shinzo Abe any time
で
「いつでも日本の安倍晋三首相と会談する用意がある」
となっています。
Blue House は、
韓国のソウル特別市鐘路区、北岳山のふもとにある大統領官邸
「青瓦台(せいがだい)」 を指し、
「韓国大統領官邸」
の意味になります。
White House 「ホワイトハウス」 「米大統領官邸」 が、
しばしば 「米政権」 「米政府」 を意味するように、
「韓国大統領府」 あるいは 「韓国政府」
を指して用いられる場合もあります。
inter- は 「~の間」 という接頭辞なので、
inter-Korean summit は
「(ふたつの)コリア の間の首脳会談」 → 「南北首脳会談」
ということですね。
27日に板門店で実現した南北首脳会談。
その会談で、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は
「いつでも日本と対話する用意がある」 と
文在寅韓国大統領に伝えたといいます。
文大統領は、29日午後に安倍首相と電話で協議し、こういった日朝関係をめぐる金氏とのやり取りを伝えた、ということです。
米朝首脳会談に続いて、日朝首脳会談が開かれる可能性も指摘されていますが、果たして実現するのでしょうか・・・
■編集後記
あれだけ日本や米国に核ミサイルを落とす、と世界を震え上がらせていた人間(金正恩)がどのような意図で今回の歩み寄りに踏み切ったのか・・・米国と正面衝突だけは避けたかったのか・・経済封鎖で北朝鮮が内部から崩壊しそうなのか・・・興味あるところではあります。
(裏)GWですが会社はカレンダー通り・・・