World Braces for New Variant ‘Omicron’
As the new potentially more contagious variant of the coronavirus, Omicron, was confirmed in a few more European countries on Saturday, governments around the world try to prepare for the worst-case scenario.
■チェック
・brace for ~に備える
・variant 変異株
・potentially more contagious 感染力が強い可能性がある
・governments around the world (世界の)各国政府
・prepare for the worst-case scenario 最悪の事態に備える
■対訳
「新変異株『オミクロン』、備える世界」
土曜日、感染力がより強い可能性がある新変異株『オミクロン』が、さらに欧州数ヶ国で確認されたのを受けて、各国政府は最悪の事態に備えようとしている。
■訳出のポイント
動詞 brace は
「身構える」 「気を引きしめる」 の意。
brace for ~ で
「~に備える」 「~に構える」
という言い方です。
そこで、今日のタイトルは
「世界が新変異株 『オミクロン』 に備える」
となっていますね。
potentially は
「潜在的に」 「もしかすると」
という副詞。
そして、contagious が
病気が 「伝染する」 「移りやすい」
という形容詞なので、
potentially more contagious で
「潜在的により伝染する」 「もしかするとより移りやすい」 →
「感染力がより高い可能性がある」
というわけです。
scenario はもともと
劇などの 「筋書」 「台本」 を意味するイタリア語。
「シナリオ」 は日本語としても浸透していますね。
映画や劇などの 「脚本」 「シナリオ」
という意味だけでなく、
「予定の計画」 「起こりそうな筋書き」
といったニュアンスでも使われる語となっています。
また、worst-case は
「最悪の場合」 なので、
worst-case scenario で
「最悪の場合を考慮した筋書き」 → 「(想定される)最悪の事態」。
prepare for the worst-case scenario だと
「(想定される)最悪の事態のために準備する」 →
「最悪の事態に備える」
となるわけです。
南アフリカで発見された新型コロナウイルスの変異ウイルス『オミクロン株』。
世界保健機関(WHO)は26日、最も警戒レベルが高いVOC (=variant of concern) 「懸念される変異株」 に指定。
それまでに、南アやボツワナ、イスラエル、香港でも感染者が確認されていましたが、この週末で欧州各国への拡大が次々と報告されています。
ベルギーを皮切りに、イギリス、ドイツ、イタリア、チェコ、そしてオランダでは、26日に南アから航空便で到着した61人が新型コロナ陽性で、「その多くがオミクロン株だとみられる」ということです。
日本を含め、各国政府は水際対策に追われているというニュースでした。
■編集後記
感染力高いとも言われていますが、実態が明らかになるのには今少し時間がかかりそうですね。現在海外からの渡航を受け入れてる日本、エアゾル感染するのなら隔離してもどんどん感染が広がる可能性がありますね。経済優先で様々な規制が緩和されてますけど、まわりにまわって壊滅的な状況にならないことだけを祈ります。
今日の動画
https://youtu.be/VtzSQVTWQVE
金曜日の動画(中3男子が同級生に刺されて死亡)
https://youtu.be/FZGe2alFcCQ
(裏)ドラマ日本沈没が放送された夜には地震が起きると聞いたことありますが、昨夜も関東地方揺れました・・