#5573 日本がドイツに金星

Japan Upsets Germany in World Cup

Japan came from behind and upset Germany 2-1 in a stunning victory in the first match of Group E in the World Cup Wednesday.

 

■チェック

・upset ~を番狂わせで倒す → ~相手に金星をあげる
・come from behind 逆転勝ちする
・stunning victory 衝撃的な勝利

 

■対訳

「W 杯、日本がドイツに金星」

水曜日に行われたサッカー・ワールドカップは、グループE の初戦で、日本がドイツを相手に2-1で逆転勝ちの金星をあげ、衝撃的な勝利を飾った。

 

■訳出のポイント

upset は「立てる」という成句 set up が語順転換した単語。

「ひっくり返す」「転覆させる」という動詞です。

ここから、人の気持ちを「転覆させる」→「動揺させる」「困らせる」「気分を害する」、機能や秩序などを「ひっくり返す」→「乱す」「壊す」、

あるいはスポーツなどで、強い(格上の)相手を 「番狂わせで倒す」→「~を相手に金星をあげる」といった意味でも使われます。

そこで、今日のタイトルでは Japan upsets Germany で「日本が(格上の)ドイツを番狂わせで負かす」→「日本がドイツを相手に金星をあげる」ということですね。

come from behind は主に米国で使われる口語表現で「後から来て追い抜く」→「逆転する」という言い方です。

したがって、本文の Japan came from behind and upset Germany 2-1 の部分は「日本が逆転勝利してドイツを相手に2-1で金星をあげた」となっています。

また a stunning victory は「驚くべき勝利」「衝撃的な勝利」 なので、Japan came from behind and upset Germany 2-1 in a stunning victoryだと

「衝撃的な勝利において、日本が逆転勝利でドイツを相手に2-1で金星をあげた」→「相手に2-1で転勝ちの金星をあげ、衝撃的な勝利を飾った」というわけですね。

昨夜は TV の前で熱狂した人が多かったのではないでしょうか?

日本チームにとっては、最高の W 杯開幕戦となりました。これからが楽しみですね。

 

■編集後記

昨夜、興奮してなかなか寝付けなかった方も多かったはずです(私もその一人)。前半、ほとんどボールを保持できなかったのを見て、まさか後半にあんな展開が待ってるなんて・・
堂安、浅野が入って変わりましたね!森保監督の采配は本当に素晴らしい。攻撃こそ最大の防御という言葉を身にしみて感じました。それにしても前半と後半では「別チーム」のようでした。人材の投入、そして投入のタイミング次第でチームというのはこんなにも変わるものなのか・・・と改めて考えさせられました。

今日の動画
https://youtu.be/iOUrOGi3LEA

 

(裏)それにしても同点ゴール、逆転ゴール、繰り返しテレビで流れてますが、何度見ても良いですね!