#5775 大谷翔平が肘手術

Angels’ Shohei Ohtani Has Elbow Surgery

Los Angeles Angels’ Shohei Ohtani underwent surgery on his right elbow on Tuesday. His doctor said the two-way superstar will be ready to hit without any restrictions on opening day next season and resume pitching in 2025.

 

■チェック

・elbow surgery 肘の手術
・undergo (→ underwent → undergone) (手術を)受ける
・two-way star 二刀流のスター(選手)
・be ready to ~できる
・without any restrictions 制限なしで
・opening day 【野球】開幕日
・resume pitching 投球を再開する

 

■対訳

「エンゼルス大谷翔平が肘手術」

ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平が火曜日、右肘の手術を受けた。執刀医によると二刀流スーパースターの大谷は、来季開幕時には制限なく打撃を行い、2025年には投球を再開できる見込みだという。

 

■訳出のポイント

undergo は不快なこと、苦しいことを「経験する」という動詞。

ここから、検査、治療、手術などを「受ける」という意味でもよく使われる単語です。

underwent surgery on his right elbow で「右肘の手術を受けた」ということですね。

be ready to V は「~する用意(準備)ができている」→「(すぐに、いつでも)~できる」という言い方です。

そこで will be ready to hit without any restrictions の部分は「制限なしで打つ(打撃をする)ことができるだろう」restriction は「制限」「制約」を意味する名詞。

without any restrictions で「あらゆる制限(制約)なしで」「何の制限もなく」という言い方になるわけです。

resume は中断したことを「再び始める」「再開する」という動詞。

resume pitching で「投げることを再開する」→「投球を再開する」となっています。

したがって、本文第2文は「彼の医師は、二刀流スーパースター(=大谷)は来季開幕日には制限なく打ち、2025年には投球を再開できるだろうと述べた」→「執刀医によると、二刀流スーパースターの大谷は、来季開幕時には制限なく打撃を行い、2025年には投球を再開できる見込みだという」ということですね。

8月23日にレッズ戦で登板した際に、右肘靱帯を損傷したエンゼルスの大谷翔平選手。。。

その後は打者として出場を続けましたが、右脇腹を痛めて9月16日には負傷者リスト入りして、今季残りの欠場を決めていました。

その大谷が右肘の手術を受け、成功したというニュースです。

執刀医によると “I expect full recovery and he’ll be ready to hit without any restrictions come opening day of 2024 and do both come 2025.”「完全な回復が見込まれ、2024年の開幕時には制限なしで打てるようになり、2025年には(投打)両方ができるだろう」ということです。

 

■編集後記

さすがに決断、実行が早いですね。二刀流としてできる限りやっていくため、本人が最善と思う選択肢を選んだのでしょう。完全復活への道は決して楽ではないと思いますが、大谷ならば大丈夫と感じている人が多いのでは。。。タイガー・ウッズが事故で足首を粉砕したとき、復帰は絶望と思われてたのにものすごいスピードで回復しました。世界の一流選手は怪我からの回復も超人的ですね!

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(裏)昨日の夕食は、崎陽軒のシウマイ弁当と、長らく製造中止で最近復活した東京弁当の2大豪華弁当