#5771 荷物なしでスペインに到着

SWISS Plane Arrives in Spain Without Any Luggage

A Swiss International Air Lines plane flying from Zurich to the northern Spanish city of Bilbao with 111 passengers aboard arrived without a single piece of check-in luggage on board, media Reported on Sunday.

 

■チェック

・SWISS (=Swiss International Air Lines) (航空会社) SWISS
・arrive in ~に到着する
・(check-in) luggage (預け入れ、受託)荷物
・Zurich 【スイス】チューリッヒ
・Bilbao 【スペイン】ビルバオ
・passenger(s) 乗客
・aboard (=on board) (飛行機に)乗って、搭乗して

 

■対訳

「SWISS機、荷物なしでスペインに到着」

乗客111名を乗せてチューリッヒからスペイン北部の都市ビルバオへ向かったSWISS 航空機が、受託荷物をひとつも積まないで到着したという。日曜日にメディアが伝えた。

 

■訳出のポイント

Swiss は本来「スイスの」という形容詞。

SWISS は2002 年に破産した Swissair 「スイス航空」に代わって設立された Swiss International Air Lines の名称です。

同社は日本でも SWISS を使っているので、今日の対訳でもこちらで統一しています。

luggage は主に旅行用の「かばん類」を意味する名詞。

旅行者の「荷物」に当たる単語としてよく使われます。

そこには suitcase、trunk、 bag などが含まれるわけですね。

また、米国では baggage が使われることも多いので、合わせて確認しておきましょう。

aboard および on board はどちらも飛行機、船などに「乗って」の意。

そこで with 111 passengers aboard は「111人の乗客が乗った状態で」→「乗客111人を乗せて」ということですね。

また without a single piece of check-in luggage on board の部分は「たったひとつの受託荷物も(飛行機に)乗っていない状態で」→「受託荷物をひとつも積まないで」となっています。

メディアによると、9月9日夜にチューリッヒからビルバオに到着した SWISS機には、乗客の受託荷物がひとつも積まれていませんでした。

SWISS によると ground staff shortage 「地上勤務員不足」が原因だったといいます。

詳細は明らかになっていませんが、同機の乗客はビルバオ到着後に待てど暮らせど荷物が出てこず、2時間以上後に、ようやく荷物はチューリッヒに置かれたままだと知らされたそうです。

 

■編集後記

ちょっと軽めの話題でした。人手不足が原因とのことですが、だからと言って荷物を搭載しないのは、ありえないですね。チェック機能が完全に失われていたんでしょう。日本では考えられません。昔、グアムにいったとき、ユナイテッドで帰りの機材(飛行機)がない、と言われたことを思い出しました。その時は中部国際空港→羽田で帰り、タクシーで車をとりに成田に行きました。タクシー代が3万円かかりました。

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(裏)朝晴れていたのに突如、暗くなり大粒の雨が降りました。10分ほどザーっと降って止み、すぐに晴れ渡りました。