Obama Arrives in Cuba for Historic Visit
Barack Obama arrived in Havana on Sunday for a historic visit to Cuba, becoming the first sitting U.S. president to visit the communist country and hold talks with its leader since the 1928.
■チェック
・historic visit 歴史的訪問
・sitting U.S. president 現職米大統領
・communist country 共産主義国
・hold talks with ~と会談する
■対訳
「オバマ米大統領がキューバに到着、歴史的訪問」
バラク・オバマ米大統領が日曜日、歴史的なキューバ訪問を果たし、ハバナに到着した。現職米大統領が共産主義国キューバを訪れ指導者と会談するのは、1928年以来初めてである。
■訳出のポイント
history 「歴史」 から派生した形容詞 historic 。
「歴史上の」 「歴史上に起こった」 という意味と同時に、「歴史上重要な」「歴史的な」 の意でも用いられます。
今日の場合は、a historic visit (to Cuba) で
「歴史的な(キューバ)訪問」 ということです。
sit といえば、言わずと知れた 「座る 」という意味の基本動詞。
この動詞 sit ですが、文脈によっては
「(議会・委員会などの場に)座る」 → 「(議員・委員などを)を務める」
「役職についている」 といった意味になります。
そこで sit の現在分詞が形容詞化した sitting は「(現在)役職についている」 → 「現職の」 「在職の」 ということです。
ここでは、sitting US president で 「現職米大統領」となっています。
talk の複数形 talks は、「話し合い」「会談」「協議」という意味で英字新聞頻出。
時には、「交渉」 に近いニュアンスで使われる語でもあります。
hold talks with ~ で 「~と会談する」 という言い方です。
本文後半の
becoming the first sitting U.S. president to visit the communist country and hold talks with its leader since the 1928
の部分は直訳すると
「1928年以来、その共産主義国(=キューバ)を訪問し、同国の指導者と会談する最初の現職米大統領となる」。
対訳では、この部分を独立文として
「現職米大統領が共産主義国キューバを訪れ指導者と会談するのは、1928年以来初めてである」
としています。
米国とキューバは、1961年に国交を断絶して以来、半世紀以上対立を続けてきました。
しかし、オバマ大統領およびラウル・カストロ国家評議会議長が融和路線に転じ、2015年7月に54年ぶりに国交回復を果たしました。
これを受けて、今回はオバマ米大統領が3日にわたってキューバを訪問。
2日目の21日には、カストロ議長と首脳会談を行い、経済面での関係強化などを確認する一方で、同国の人権状況の改善を強く求める考えのようです。
■編集後記
この時期にキューバ訪問というのは、ひとつには外交的に強行な態度を貫くドナルド・トランプ氏への牽制とひとつにはノーベル平和賞狙いではないかとささやかれています。
ところで昨日まで2泊3日でシンガポールに行ってたのですが、ホテルのジムでテレビを見ながらジョギングをしてたら、たまたま、フィギュアスケートの羽生結弦選手の英語インタビューをやってました。
確実に、彼、英語力をつけていますね。オリンピックの時はまだたどたどしかったのですが流暢とは言わないまでも、インタビュワーの質問を正確に理解し、回答していました。
結局世界レベルのスケート選手は、日本よりも海外での試合が多いわけですから英語をマスターする必要性が誰よりも高いと言えます。
浅田真央選手も英語ペラペラですよね。
やはり英語をマスターすると人生においてチャンスは増えるし、様々な不意のトラブルを回避することもできるでしょう。
シンガポールの知人(日本人)はゴルフ好きなのに車を持っていません。ゴルフというスポーツは車がないと思うように出来ません。
「なぜ車を買わないのですか?」 と以前聞いた時、「もし交通事故とか起こしたら、相手と英語で話さなくてはいけないでしょ?それが怖いんです」 と言ってました(^^;
つまり、万が一事故にあったとき、英語を使うのが怖くて車に乗らないというわけですね。
これは分かりやすい事例ですが、多くの日本人が英語を話せないことにより、大きな機会損失をしています。
海外でビジネスをやれば今の日本より全然稼げる可能性は高いです。ところが「英語ができない」。この理由で海外ビジネスの選択肢を自ら潰しているわけです。
まだまだ遅くはありません。
アンパンマンの作者、故やなせたかし氏がアンパンマンを世に出したのは彼が50歳を過ぎてからです。
人生のさらなる充実に向けてぜひ英語を習得してください。
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今すぐ動いてください。
(裏)シンガポールから帰国。右肩の痛み取れました!